10日の出張中だけプランを変えることで
2000円以上節約できるケースが
続いて具体的な例からドコモユーザーの節約パターンを考えてみた。
例:普段はデスクワークが中心で、通話時間は少ない会社員Aさん。
- 料金プランはNTTドコモのタイプSバリュー
- ファミ割MAX50を使用
- 1日2分(月60分)程度しか通話には用いていない
→タイプSバリュー 基本使用料1575円(無料通話分最大55分)
+189円(37.8円/分×5分)=1764円
これが普段の基本使用料と通話料の合計となる。
だが突然、来週から10日間の国内出張が決まった。会社への連絡は私用のケータイを使わざるを得ない状況。上司への定時連絡や残してきた仕事に関するやり取りで、話が多少複雑になるケースも十分考えられる。それで以下のような状況が発生すると想定した。
- 出張中は1日あたり10分の通話(10日で100分)
- 残り20日間は通常通り1日2分(合計140分)
●料金プランを変更しない場合
→タイプSバリュー 基本使用料1575円(無料通信分最大55分)
+3213円(37.8円/分×85分)=4788円
●10日間だけ料金プランをタイプLバリューに変更した場合
・通常の20日間(通話時間40分)
→タイプSバリュー 基本使用料1050円(無料通信分最大37分)
+113円(37.8円/分×3分)=1163円
・出張中の10日間(通話時間100分)
→タイプLバリュー 基本使用料1400円(無料通信分最大100分)
+0円(無料通信分でまかなえる)=1400円
合計:2563円
なんと出張時に料金プランを変更しただけで2225円も得するのだ! また出張中の通話時間が長くなれば、通話料の単価が安いぶん、さらにプラスになる。ドコモであれば、変更は月2回まで無料なので、通話頻度が元のペースに戻ったらタイプSに戻せばいい。
現実にはこんなにキッチリとした使い方ができる人はそうはいない。中にはほとんど得しない人もいるだろうし、予想していたよりもケータイを使わなかった場合、変更しないときよりも料金が高くなることもあり得る。
ただし、普段より明らかに通話時間が増えるのがわかっているのなら無料通話分が大きいコースに変更することで得をする可能性は高い。そもそも予想が外れれば、元のプランに戻せばいいだけなのだ。
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