ケータイは料金プランだけでなく、さまざまなオプションやサービスでも料金が発生する。ひとつひとつは月100円とか、高くても300円、500円程度だがチリも積もれば山となる。“MOTTAINAI”精神を最大限発揮すべく、今回はそんな小さな料金を見直していこう。
サービスやオプションの解除忘れはないか?
家電量販店などではケータイ購入の際に「このオプションを付けるとさらに安い」といった割引キャンペーンを勧められたり、ケータイショップの店員さんに「このサービス便利ですよ」なんて言われて、申し込んだオプションやサービスはないだろうか?
特に「最初の2ヵ月は無料ですよ」とか「後で解除してもいいですよ」なんて言われて申し込むと、ついついその存在を忘れてしまう。そんな忘れがちなオプションとしては、たとえば以下のようなオプションがある。
●NTTドコモの場合
■オプションパック割引 月420円
ちなみに、このオプションパック割引は以下の4つのサービスがパックになっているサービスだ。
・留守番電話サービス(月315円)
・キャッチホン(月210円)
・メロディコール(ベーシックコースのみ、月105円)
・転送でんわサービス(無料)
通話をたくさんする人ならこの4つは確かに便利そう。しかし稀に通話する程度なら「留守番電話サービスだけでいい」なんてこともある。だったら単体サービスで申し込んで105円浮かせては? これでも1年だと1260円の差だ。
●ソフトバンクモバイルの場合
■あんしん保証パック 月498円
現在はケータイ購入時にしか申し込めないので、そのままになりがち。確かにケータイが故障したらと考えると入っておきたいサービスだが、毎月500円弱の支払いは小さくない。通話専用の安いケータイで万が一故障してもあまり懐が痛くない、といった場合は解除してもいいだろう。サービスの詳細については本連載の第3回で紹介している。
■基本オプションパック 月498円
これは、以下のサービスをセットにしたものだ(個別では合計で月1050円)。
・「紛失ケータイ捜索サービス」(基本オプションパック限定)
・「安心遠隔ロック」(基本オプションパック限定)
・「迷惑メールブロック/電話帳バックアップ」(月105円)
・「位置ナビ」(月210円)
・「留守番電話プラス」(月315円)
・「割込通話」(月210円)
・「グループ通話」(月210円)
色々なサービスが入っているのでお得はお得だ。しかもこのパックでないと加入できないサービスもある。
だが、あんしん保証パックのときのように安いケータイを使っているなら「紛失ケータイ捜索サービス」は不要かもしれない。「位置ナビ」は子供がいなければ不要、「割込通話」や「グループ通話」もなくてもいいや……となれば「迷惑メールブロック/電話帳バックアップ」と「留守番電話プラス」の2つだけでいい。それなら計月420円。毎月78円安く済む。
そもそも、もしあとで「安心遠隔ロックは必要だな」なんて思っても、基本オプションパックはいつでも申し込みが可能なので改めて入り直せばいい。
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