ミラクル・リナックス(株)(以下、ミラクル・リナックス)は、基幹会計システムベンダーのエス・エス・ジェイ(株)(以下、SSJ)と技術提携を行なうことを発表した。
今回発表された技術提携では、ミラクル・リナックスは『MIRACLE LINUX』およびOracleデータベース製品を使用して、SSJの財務会計ソフト『SuperStream』シリーズの動作検証作業やベンチマークテストなどの開発支援を行なうとしている。
SSJは、財務会計ソフト『SuperStream』シリーズを開発、販売している。現在同製品はUNIX、Windows NT/2000に対応している。しかし新たな基幹業務システム導入にあたり、Linuxを導入する顧客が増えているという。そのため、Oracleデータベースとの親和性の高い『MIRACLE LINUX』環境をベースとした『SuperStream』シリーズのLinux版開発に着手したという。
2月25日には『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』に対応した『SuperStream-CORE』がリリースされる。価格は3ユーザーで300万円から。
両社では今後、『SuperStream』シリーズの『Oracle8i』や『Oracle9i Database for Linux』への対応を進め、市場拡大とシェア獲得を目指すとしている。