日本オラクル(株)は、Linux版の『Oracle Internet File System』(以下、Oracle9iFS)を4月8日から提供開始することを発表した。
Oracle9iFSは、『Oracle9i』データベースの一部として実行されるファイルシステムで、データへのアクセスはSMB、NFS、WebDAV、HTTP、FTPなどのネットワークプロトコルを使用する。また、通常のファイルシステムと異なり、バージョン管理機構やデータベースの機能を利用して全文検索、バックアップ、リカバリ、ユーザ管理などを行なうことができる。
Oracle9iFSは3月1日より早期アクセスプログラムが開始されており、日本オラクルの技術者向けWebサイト「Oracle Technology Network Japan」の登録ユーザーを対象に、評価版を無料で提供する。
Oracle9iFSの動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium II-233MHz以上(Pentium III Xeon-550MHz以上推奨)
- メモリ……1GB以上
- HDD……5GB以上(Oracle9iFSモジュール用に500MB)
- 対応ディストリビューション……Red Hat Linux 7.1、MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0
