バックボーン・ソフトウェア(株)は、バックアップソフトウェア『NetVault』のプラグインモジュール『NetVault Oracle9i Online アプリケーション・プラグイン・モジュール』を発売した。
『NetVault Oracle9i Online アプリケーション・プラグイン・モジュール』のGUI管理画面 |
『NetVault』は、『NetVault』バックアップサーバと、バックアップ対象サーバにインストールする『NetVault』クライアントモジュールによって構成されるバックアップシステム。クライアントモジュールにプラグインを追加することで、基幹業務システムを停止させることなくバックアップする「オンラインバックアップ」が可能になる。
『NetVault Oracle9i Online アプリケーション・プラグイン・モジュール』は、Oracle9iサーバにインストールした『NetVault』クライアントモジュールに追加するプラグイン。『NetVault』バックアップサーバによるOracle9iのオンラインバックアップ/リストア機能が追加される。
バックボーン・ソフトウェア(株)によると、Linux版Oracle9iに対応したオンラインバックアップは同製品が最初になるという。ミラクルリナックス(株)が20日に発売する『MIRACLELINUX with Oracle9i/NetVault』にも同様のプラグインがバンドルされているが、『NetVault』クライアントモジュールをインストールしたOracle9iと『NetVault』バックアップサーバが同じマシン上にある環境での使用に限定される。主な特徴は以下のとおり。
- 複数のOracle9iのバックアップ/リストアが可能になる
- GUIによるバックアップ/リストアの設定が可能になる
- RAWテーブルスペースのバックアップが可能になる
『NetVault Oracle Online アプリケーション・プラグイン・モジュール』はLinux、UNIX、Windows NT/2000で動作するOracle9iに対応している。Linux版の動作環境は以下のとおり。
- OS……カーネル 2.4
- バックアップ対象データベース……Oracle9i
- バックアップソフトウェア……NetVault 6.5
価格は以下のとおり。
- Linux、Windows NT/2000版……13万5000円
- UNIX版……78万円