PCの愛着を左右する重要なパーツといえばPCケース。全5回にわたって著名なケースメーカー自慢の製品を紹介する連載第2回目は、冷却パーツメーカーとして知らぬものはいない大御所「クーラーマスター」だ。シンプルな機能美を武器にしていたアビー(前回紹介済み)の製品とは異なり、クーラーマスター独特の美学に基づいたデザインや機能へのこだわりが、どう活かされているかチェックしてみたい。
下から上への空気の流れにポイントあり
COSMOS(RC-1000-KSN1-GP)
作業時間:20分
現在のPCパーツはCPUを筆頭に低発熱化しているが、ハイエンドパーツの発熱量は依然として高い。クアッドコアCPUやデュアルGPU搭載仕様のビデオカードを集めてPCを組もうと思えば、冷却をキチンと考える必要がある。だが単純にファンをブンブン回せばそれだけファンノイズも増える。静音を狙いつつ性能も確保するにはどうすればよいか……その答えの1つがこの「COSMOS」だ。
「COSMOS」を見てまず感じるのは、ファンレイアウトが普通のケースと微妙に異なる点だ。フロントファンはなく、ケース底面から吸気を行ない、背面と天井から排気するスタイルだ。また、側面には一切吸気口の類はなく、さらに側板とシャーシを密着させることでケース床面→天井へのエアフローを徹底して確保するようになっている。通常のケースではフロントパネル裏のファンの風がHDDをかすめつつ内部に入り、上に抜けていく構造なのだが、このケースでは徹底的に下から上への気流にこだわっているのだ。
ファン数は床面(吸気)1に背面1+天井2(全て排気)という徹底した排気重視の設計。内圧を低めに保つことで、新鮮な空気をどんどん採り入れていくのがCOSMOS最大の特長といえるだろう。
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