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シリーズ【疑問】 第10回

Edyの基本とポイント活用術

2007年08月24日 21時39分更新

文● 中野利佳、小浜雅胤(編集部)

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ほとんどのコンビニに対応する


Q Edyを使うと何がお得なの?
A かさばる現金を持ち歩かずに済み、素早く決済ができるのが電子マネーの最大の特徴だが、Edyにはさらに次のようなメリットもある。

パソコンやケータイとの相性がいい
インターネットやケータイアプリでチャージを行なえる。随時チャージ金額や利用履歴が参照できるので、家計簿代わり使えるのも大きなポイントだ。Edyではチャージできる限度額が5万円までと決まっている。このため、「決まった金額の範囲内でやりくりする」といった計画的な使い方もできる。
割引率の高いクーポンがある
事前にEdyカードやおサイフケータイにクーポンを登録しておき、Edyで決済すると、あとからEdyによるキャッシュバック(Edyギフト)が受けられる“Edyスマイルクーポン”といった仕組みがある。
ポイントが付いてリアルマネーよりお得
Edyそのものにポイント制度はないが、Edyにクレジットカードからチャージする際にクレジットカードのポイントを得られたり、使い方を工夫したりすることで、二重三重にポイントを貯められる。


Q Edyはどこで使えるの?
A 2007年7月現在、Edyの使える店舗は全国約5万9000店(参考リンク)。

このマークのあるお店で利用できる

このマークのあるお店で利用できる

スーパーや、飲食店など使える場所はさまざまだが、特にコンビニに強いのが特徴だ。ローソン、ファミリーマート、am/pm、サークルK、サンクス、ミニストップなど、セブンイレブン以外の主だったコンビニチェーンがEdyに対応している。また、パソコンにFeliCa専用のICカードリーダー“PaSoRi”(パソリ)を接続したり、FeliCaポート内蔵のパソコンを使うなどすると、Amazon.co.jpなどのオンラインショッピングでEdyを利用できる。




Q Edyにはどうやってチャージできる?
A Edyへのチャージの方法は大きく分けて5種類ある。

  1. お店のレジでチャージ
  2. 現金入金機を使ってチャージ
  3. クレジットカードからチャージ
  4. モバイルバンキング(銀行口座)からチャージ
  5. 郵便口座から自動引き落とし

3と4に関しては、パソコンやケータイからのオンラインチャージにも対応している。1回あたりのチャージ金額は、クレジットカードを利用した場合、3000円から2万5000円まで。1000円単位で指定可能だ。銀行口座からの振り込みでは1000円から対応している銀行もあるなど、チャージ方法によって、入金できる金額は異なる。なお、Edyの残高は1枚につき5万円が上限だ。

訂正とお詫び:記事掲載時、“1回あたりチャージできる金額”に関する記述に誤りがありました。訂正し、お詫びいたします。(2007年8月25日)

Q Edyにチャージしたお金を払い戻しできる?
A 原則的に残高の現金への払い戻しは不可。また、紛失・盗難で第三者が使った場合も、一部例外*を除き、残高の払い戻しはされないので注意が必要だ。

*am/pm Earth Edy Cardは、上限1万円までの盗難保証がある



好きなときにオンラインチャージできるおサイフケータイ


Q カード型のEdyとおサイフケータイの機能に違いはあるの?
A ほぼ同等だが、おサイフケータイは必要なときにその場でオンラインチャージできたり、複数のEdyカードを1台のケータイにまとめられるのが特徴。

ただし、大丸ピーコックの『ピーコックEdyカード』や松坂屋の『松坂屋ストアMカード』など、カード型しか存在しない場合もあるので、用途に応じた使い分けが必要だ。

Q Edyを利用するためだけにクレジットカードを増やしたくないのだが……。
A “Edyカードはクレジットカード機能付き”が一般的というイメージが強いかもしれない。しかし、クレジット機能のないEdyも存在する。金融機関のキャッシュカードにEdyが付いているものや、am/pm club apカードなど、店舗の会員証やポイントカードにEdyの機能を追加したものを選ぶとよいだろう。

Q パソリを無料で手に入れたい。
A パソリは量販店や、“SonyStyle”や“Amazon.co.jp”などのオンラインストアで、販売されている。実売価格は3000円前後だ。しかし、パソリを買うための資金が惜しいという人もいるだろう。その場合は、パソリが標準で付いてくるクレジットカードを選ぶ手がある。“BIGLOBE eLIOカード”やUFJカードの“スヌーピーEdyカード”などがそれに当たる。

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