“IIJらしさ”を感じないANAモバイル
実際にANAモバイルを契約してみたが、手順のどこを見ても、IIJらしさはみじんも感じなかった。マイレージ番号の入力や料金プランの選択、本人確認に至るまで、ANAの世界観で突き進んでいくことに驚いた。ANAとしては自社で徹底的にユーザー体験を管理している感がある。
JALモバイルにおいてはMVNOであればIIJ、銀行は住信SBIネット銀行の仕組みを使っている。それぞれ実績のある企業であるため、操作体系、体感には何も不自由を感じないが「JALとしての世界観で統一されているか」と言われれば、どうしても、ホワイトレーベルとして、他社の世界観が見えてしまうのだった。
一概にどちらが優れているかとはいえない。
後発で、かつ同じIIJに依頼するANAとしては、世間的にJALモバイルを支えているIIJの存在が見えるのはよろしくない、という配慮があったのかも知れない。
いずれにしても、JALモバイルやANAモバイルが人気を集めることで、老舗のブランドとなっているIIJmioをどうしていくか、という悩みをIIJは抱えることになりそうだ。
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