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私→WRC第56回

現役RQの荏崎ろあが2回目のラリードライバーに挑戦もクラッシュを初体験

文●荏崎ろあ(@roa_ezaki) 編集●ASCII

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ラリー

 皆さんこんにちは! 普段はレースでレースクイーンとして活動している、荏崎ろあです。

 これまでも「現役レースクイーンがラリーメカニックに挑戦」ということで、全日本ラリーやWRCでの体験記事を掲載していただいてます(全日本ラリーで現役レースクイーン・荏崎ろあがメカニックとして大活躍!)。

 そして、今回はラリードライバーとして奮闘した様子を皆さんにお届けしたいと思います!

メカニックの荏崎ろあ

レースクイーンの荏崎ろあ

今回はメカニックではなく
人生2度目のドライバー体験

 私は、5月27~28日、に群馬県で行なわれた「群馬ラリーシリーズ第3戦あさま隠山岳ラリー2024」にドライバーとして参戦しました。JAF公認の準国内競技で、群馬ラリーシリーズのひとつです。

 昨年の「TGRラリーチャレンジ豊田」で初めてドライバーデビューしたので、2度目のドライバー挑戦でした(現役RQコンビがラリーチャレンジ出場! ラリージャパン2023のスーパーSSで現役JKと激突!)。

 参戦チームは、いつもメカニックとしてお手伝いしているウェルパインモータースポーツ。コドライバーはベテランの蔭山 恵選手で、車両は2021年の全日本ラリーでウェルパインモータースポーツが使用していたGRヤリスRSです。ですが、カラーリングは大きく変更されていましたが(笑)。

 メカニックで参加したときに少しだけこの車両も触ったことがありましたが、運転は初めてだったので、ラリーの2週間前から慣れるために本庄サーキットで練習しました。

ラリー

本庄サーキット

 「どれくらいアクセルを踏むと、どのくらいスピードが出るか。ブレーキの利き加減。このくらいハンドルを切ると、このコーナーはちょうど良く曲がれる」など、GRヤリスRSの特徴を身体に覚えさせていきます。

 そして感じたことは、GRヤリスRSって曲がりやすい! ということ。1.5L NAで確かにパワーは非力かもしれないけど、頑丈なボディーはステアリング操作に対して素早く素直に反応してくれます。これなら狭い林道を走っても楽しそうです。

 車両によってこういった特徴は大きく変わるので、事前に本番通りの全開走行が経験できて良かったです。

自分たちでレッキ&車検に挑戦

 そうこうしているうちに、気がつけばラリー本番です。東吾妻町民体育館の駐車場がサービス会場で、土曜は私と蔭山選手のみ集合。レッキ(下見走行)と車検を自分たちで行ないました。

 日曜の本番で走るSSはこの5本です。

  • SS1 Sakakura-Rev 11.05km
  • SS2 Kazuma 6.60km
  • SS3 Sakakura-Rev 11.05km
  • SS4 Kazuma 6.60km
  • SS5 Sakakura-Rev 11.05km

 使用する林道は2コースのみで、それをそれぞれ2回走ります。前回走ったTGRラリーチャレンジ豊田は、比較的初心者向けのラリーだったのでSS総距離も短く当日1回のみのレッキでしたが、今回は各コース2回ずつレッキ走行ができました。

 1本のSS距離が10km超えるのは初めてで、レッキで実際走ってみるとかなり長いと感じました。

 TGRラリーチャレンジ豊田では、豊田スタジアムや公園がSSになっていましたが、今回は5本すべてが林道で、リエゾン区間もかなり長く、総走行距離は200kmを超えました。TGRラリーチャレンジと比較すると、大幅に難易度が上がり、少し不安です。

 ドライバーデビューのときは、レッキ時のペースノートの指示も非常に簡単なものでしたが、今回は蔭山さんの指導もあり、よりラリードライバーらしいペースノート作りを目標にしました。前日の雨の影響や、コケがあるため林道は滑りやすく、そういったところも本番走行時にイメージしやすい表現でコドラに伝えないといけないため、レッキ自体も難しかったです。

ラリー

レッキ前の記念撮影

 その後、いつも通り車検を行ない土曜日は終了。今夜はチームのみんなと焼肉です。あらかたのお肉を平らげ、ほろ酔いが進むチームメンバーを尻目に、私と蔭山選手は一足先にホテルに戻りペースノートチェック。レッキで録画した映像を見て最終確認を行いました。

 私、ちゃんとラリードライバーしてない?(笑)

ラリー

車検の様子

ブリーフィングに出ていよいよ本番!
林道を全開で走るのはキモチイイ!

 翌日の本番日は早朝からドライバーズブリーフィングに参加しました。ドラミに出ると何だか「私はドライバーなんだ!」と改めて実感できます。

ラリー

ドライバーズミーティング中

 その後は、監督やレースクイーンのねぎしおちゃん(根岸しおりちゃん@negishio_lv)、遠方からファンの方々も駆けつけてくださって、みんなに見送られながらスタートしました。

 いよいよラリーが始まります!

 午前中はSS1 Sakakura-Rev(11.05km)、SS2 Kazuma(6.60km)の2コースです。

ラリー

 最初のSS1でいきなり10km超の林道に挑戦です。レッキはもちろんゆっくり走るので、10km超の林道を思いっきり全力で走るのは初めて。さらに初めてのGRヤリスRSでこの距離に挑むのはかなり緊張しました。

 だって昨年参戦したTGRラリーチャレンジは、すべてのSS距離で4kmくらいしかなかったのに、その倍以上をひとつのSSで走るんですよ! 突然ハードルが上がりました(笑)。

 でも、なんやかんやで思いっきり走るのが楽しくて、意外とすんなり11.05kmを走り終えました。もしかしたら私、ラリードライバーの才能があるかも!

 そして続くSS2です。

 群馬県戦ラリーでは「スピードガンチャレンジ」というパフォーマンスの企画があり、それがこのSS2とそのリピートであるSS4に設定してあります。そのゾーンをいかにオフィシャルにアピールした走りで魅了するか、が問われるのです。

 タイム以外にも、そーゆーところを見てもらえるなんて面白いですよね!

 SS2の途中で、スピードガンチャレンジの看板が出てくるので、本気で走りながらも私はクラクションをリズムよく鳴らしました。

 走りに集中していたので、隣の蔭山さんがどんなパフォーマンスをしていたのかは見えなかったですが、前日からサイリウムを車内に入れているのを見ていたので、それを使ってオタ芸とかしてたのかも知れません……。

 ということで、午前中のSS2本を無事に走り終わました。

 サービスに戻ると、私たちクルーのためにソースカツ丼が用意されていました。さらにシュークリーム付きです。聞けば主催者さんがクルー分は用意してくれているのだとか。

 いつもならお昼はお腹ぺこぺこでたくさん食べるのですが、やはり残り3本のSSが不安で、休憩中はシュークリームだけいただいて、ペースノートの確認をしていました。

 でも蔭山さんのぶんのシュークリームもいただいちゃいました(笑)

・SS1 タイム:13分36秒2
・SS2 タイム:7分20秒5

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