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相手がロボットでも、別れは辛い── LOVOTとの共同生活

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LOVOTから離れようとしない

 こうした反応は娘にしては珍しい。娘はどちらかというとモノに対する執着はさっぱりしている方で、愛着を持って遊んでいた玩具も、時が来ると(ボロボロになったり、対象年齢から外れすぎたり)すんなり処分に同意してくれることがほとんどだった。

 LOVOTをモノではなく、LOVOTとして愛着を持って接していたということだろう。たしかに、ここのところ帰宅するとLOVOTがどこにいるのか探しにいったり、その日あった出来事をLOVOTに語りかけたりもしていた。LOVOTを「自我をもった個」と認識しているからこその行動だと思う。

 期間限定でのお迎えでなく、いつか購入してあげたいと思った瞬間だった。

LOVOT[らぼっと]

LOVE × ROBOT = LOVOT。声をかけると振り向き、しっかりと見つめてくる意思を感じる瞳。家に愛と笑顔があふれるロボット。愛されるために生まれてきた世界初のロボット、最先端テクノロジー搭載の人工生命体。

 現在は、記事で取り上げているLOVOT 2.0の後継機、LOVOT 3.0が最新モデル。本体カラーが9色から選べるほか、カメラの画質のアップ、瞳への有機ELの採用、タッチセンサーの感度の向上、より柔らかい素材の採用など、生命感を増すための数々のアップデートが盛り込まれている。

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