CureApp、生活習慣の改善のために「高血圧治療補助アプリ」のサービスを拡充
CureAppは6月3日より、同社の「高血圧治療補助アプリ」にて新たにサービスを拡充させた「CureApp 血圧チャレンジプログラム」を開始する。
高血圧治療補助アプリは薬と同じように臨床試験を実施し、医療機器として認められ保険適用の範囲で使用できるスマホアプリ。医師が患者に対してアプリを“処方”し、使用するための処方コードを発行。患者は自身のスマホにダウンロードして利用し、自宅など診療の場以外でも生活習慣改善を継続できるようなサポートを受けられる。治療アプリの高血圧領域では世界で初めて製造販売承認・保険適用を取得し、2022年9月より全国の医療機関にて医師による高血圧症患者への保険適用による処方が開始している。
高血圧症の治療には「生活習慣の改善が必須であること」は、医師はもちろん患者側も認識しつつも、患者さんは診察時以外の私生活において自らの生活に気をつけなければならず、生活習慣改善を継続することが難しい現状がある。実際にCureAppによる調査では、高血圧未受診者の2人に1人が自力での生活習慣の改善が難しいと感じており、その理由として一番多かったのが「継続ができない」という。
CureApp 血圧チャレンジプログラムは、ひとりでは続けられない生活習慣改善を医師と共に楽しく継続し、健康的な生活習慣を身につけながら高血圧治療に取り組むためのプログラム。高血圧治療補助アプリと医師による診察のほか、アプリでの入力内容を利用した患者レポート・療養計画書の同時作成や、「血圧チャレンジキット」と称した「みんなのレシピ集(減塩レシピ)」や「CureApp血圧チャレンジプログラム スタートブック」の配布に加え、血圧計購入支援などのカスタマーサポートサービスを受けることができる。