小型SAR衛星「ツクヨミ-Ⅰ」最初の画像を公開
QPS研究所は1月17日、小型SAR衛星QPS-SAR 5号機「ツクヨミ-Ⅰ」の最初の画像(ファーストライト)を公開した。
ツクヨミ-Ⅰは2023年6月に打上げられた初の商用機であるQPS-SAR6号機「アマテル-Ⅲ」に続き、衛星コンステレーションを構築するための2機目の商用機。
QPS-SARは、初期運用の段階で電波の出力を徐々に上げながら試験的に観測し、定常的な観測ができる出力値まで徐々に調整。今回、ツクヨミ-Iの定常的出力による観測を実施した広島市の画像、調整中のおよそ1/2の出力の能登市の画像、およそ1/4の出力で観測した北九州市関門海峡の画像を公開する。
今後は引き続き衛星の姿勢制御を調整し、アマテル-Ⅲと同じくアジマス、レンジ分解能共に46cmの高解像度モードでの観測を開始するとのこと。