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全国のCALL教室の2教室に1教室は使われているチエルの『CaLabo(R)EX』が運用20周年を迎えました

PR TIMES

チエル株式会社
~ファーストユーザーの青山学院大学様の相模原キャンパスは開学20周年~

学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粟田 輝)のCALL型 語学学習支援システム『CaLabo(R) EX』が、今年で運用20周年を迎えました。


 『CaLabo(R)EX』は、全国1,300校以上、海外20か国以上の導入実績を誇るフルデジタルCALLシステムです。語学授業で使う音声・画像などあらゆる教材をネットワーク経由でデジタル配信できる、理想的な学習環境をご提供しています。

 今や全国のCALL教室の2教室に1教室は使われている『CaLabo(R) EX』のファーストユーザーが、「英語の青山」として知られる青山学院大学様です。青山学院大学様は2003年に神奈川県相模原市に相模原キャンパスを開学。それにあわせて青山・相模原両キャンパスの語学施設は、旧来のLL教室から当時はまだ珍しかったフルデジタル学習システムに移行しました。

 このとき青山・相模原両キャンパスに導入いただいたのが、リリース間もない『CaLabo(R) EX』です。当時、AVケーブルなどを補完的に用いない完全フルデジタルのCALLは他に類を見ないものであり、その点を大きく評価いただき導入に至りました。

 今年開学20周年を迎えた相模原キャンパスでは、理工学部、社会情報学部、地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部の語学系授業などでご活用いただいています。授業が入っていない時間帯は自習用に開放。留学を検討している学生も多いので、開放時間帯も利用者の姿が見られます。

 本プレスリリースの後半に、青山学院大学の英語教育を支える教職員を代表してお二人のインタビュー記事を掲載しています。是非そちらもご覧ください。


<CALL型 語学学習支援システム『CaLabo(R) EX』の特長>

▶ 先生が操作に迷わないデュアルモニタ構成
→授業をコントロールするコントローラ画面と先生PC画面を1台のPCに集約したデュアルモニタ構成を採用。コントロールPCと先生PCが別のシステムに比べて、先生が操作に迷いません

▶ 多様な授業/活動をリアルタイムにサポート
→モニタ/インカムによる個別指導、Webサイト教材の活用、通訳/翻訳の授業などにも対応可。動画の一斉視聴や多数に音声を聞かせる場面でも、学習者間で映像・音声のズレが生じません

▶ ドラッグ&ドロップによる直感的な操作
→「教材を開く」「ファイルを配布」「Webサイトを一斉に起動」などの操作は、対象をドラッグ&ドロップすることで実行できます

▶ ペアやグループによる会話練習や協同作業が容易
→会話練習の途中で会話相手を自由に組み替えたり、遅れてきた学習者を組み入れたりすることが可能。2人以上のグループが会話しながら1人の画面を操作し、協同作業することができます

▶ ムービーテレコ
→リスニング力向上に有効といわれるシャドーイングの練習や、一斉録音テストなどがムービーテレコを使えば簡単に実行できます。聞き取れなかった箇所を繰り返し聞いたり、スピードを変えて聞いたりする操作も容易です。


■製品情報
CALL型 語学学習支援システム『CaLabo(R) EX』
https://product.chieru.co.jp/calabo/calabo-ex/

製品に関するお問合せ
https://www.chieru.co.jp/mailform/inquiry/


特別インタビュー:『CaLabo(R) EX』ファーストユーザーの青山学院大学様

 青山学院大学 相模原キャンパスは、「高度情報型キャンパス」「国際交流型キャンパス」「地域共生型キャンパス」「環境共生型キャンパス」「人にやさしいキャンパス」などのコンセプトに基づき2003年に開学しました。英語教育では、語学力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力をスキルアップするためのアクティブラーニング方式(自発的参加型)の授業に力を入れています。

 今回は、相模原キャンパス開学と『CaLabo(R)EX』運用の両20周年を記念して、青山学院大学の英語教育を支える教職員の代表として、お二人にお話をうかがいました。


インタビュー1.:AI時代にふさわしい英語学習サポートシステムに期待

青山学院大学                  
外国語ラボラトリー所長・総合文化政策学部 教授 
宮澤淳一先生

 「英語の青山」という表現があります。本学や学校法人青山学院全体の英語教育の取り組みを評価する言葉だと理解されますが、関係者は英語教育について、日々、改善・向上の努力を怠ってはなりません。それに、これからは「英語も青山」の発想が求められています。

 当然ながら、外国語は英語だけではありません。本学では、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、中国語、韓国語等も履修できます。複数の言語を学ぶことで、多様な価値観を知り、画一的な志向に陥らないことが、今後の多文化共生の社会で生きていく上で大切でしょう。その意味では、純然たる語学教育に加えて、それぞれの言語を包み込む「文化」を学ばせる教育の必要性を感じています。

 また、今後は、AI(人工知能)との「共生」も課題です。「AIに作文も翻訳もやらせればいいから、英語も他の言語も、もう学ばなくてもよい」との意見があります。将来はともかく、現時点では同意しかねます。そもそもAIの発する文章は、最大公約数的な言語表現でまとめられるため、"banal"(バナール)つまり「月並み・凡庸」です。これに慣れてしまうと言語感覚が鈍ります。また、AIの文章には誤りが含まれていることもあります。それを見抜けるかどうかは使用者のリテラシーに依存します。

 AIで英文を作るにしても、使用者の英語の実力の範囲内でしか使いこなせない。だから語学教育は引き続き必要なのです。ただし、AIの補助で学習効果を高める方法は模索するべきです。その意味で、チエル社には、AI時代にふさわしい英語学習をサポートするシステムやツールの提供に期待しています。


インタビュー2.:モニタ/インカムによる画面・音声のやりとりなどに活用

青山学院大学
相模原事務部 学術情報課長
鈴木一巳様

 以前、相模原キャンパスのCALL教室を使用している先生に『CaLabo(R) EX』のどの機能を活用されているかをアンケート調査しました。「使っている」との回答が多かった機能は、モニタ/インカムによる画面・音声のやりとりや、ファイル提出・配布ファイル回収といったデータのやりとりなどでした。

 ペアやグループによる会話練習で使用しているとの回答も目につきました。チエル社の細やかなサポート体制に、先生方はいつも安心して利用できているようです。

 相模原キャンパスのオープンキャンパスでは、新型コロナウイルス禍前の2019年度までは『CaLabo(R) EX』によるeラーニング体験をしていただくイベントを毎年開催していました。特にシャドーイングやリピーティング、同時通訳・逐次通訳の練習を録音し、振り返ることができる動画学習機能「ムービーテレコ」の体験イベントは、来場者延べ人数100名を超える人気を博していました。

 本学の最新の教育システムに社会人の方々は恵まれた学習環境に感銘を受けてくださり、高校生の方々は楽しみながら本学への進学モチベーションを高めている様子がうかがえました。


■製品情報
CALL型 語学学習支援システム『CaLabo(R) EX』
https://product.chieru.co.jp/calabo/calabo-ex/

製品に関するお問合せ
https://www.chieru.co.jp/mailform/inquiry/


チエル株式会社
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなどの開発・制作を手がける、教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。

【会社概要】
会社名   :チエル株式会社【東証スタンダード・コード番号:3933】
代表者   :代表取締役社長 粟田 輝
本社所在地 :東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー22F
設立    :1997年10月1日
資本金   :3.36億円
従業員連結 :連結:210名、単体:62名(2023年3月末時点)
事業内容  :教育ICT事業
ホームページ:https://www.chieru.co.jp

取材に関するお問合せ先
チエル株式会社 広報PR部 E-mail:tm-pr@chieru.co.jp