Project PLATEAU、日本各地域でハッカソンやアイデアソンを開催。3D都市モデルの可能性を押しひろげる
国土交通省のProject PLATEAUでは、日本各地域の都市で地域協力のハッカソンやアイデアソンを開催する。
すでに開催概要が発表されているのは、香川県高松市と静岡県掛川市で8月20日に行われる「PLATEAU2023 アイデアソン by 日本Androidの会」と、福岡県福岡市で9月9日～10日に行われる「Engineer Driven Day ハッカソン with PLATEAU」だ。どちらも参加者の募集が始まっており、タイムテーブル案も公開されている。
また8月26日～27日には東京で「PLATEAU Hack Challenge 2023 in Tokyo」が行われる。PLATEAUへの関心はもちろん、アイデアソンやハッカソン自体に興味があれば、ぜひ詳細をチェックして参加を検討したいイベントだ。
そしてこれから開催概要が発表されるのが、香川県高松市と静岡県浜松市で9月17日に開催予定の「PLATEAU2023 ハッカソン by 日本Androidの会」と、広島県広島市で9月16日～17日に開催予定の「DoboX × PLATEAU Hack Challenge 2023 in 広島」だ。さらに11月には、京都市などでの開催も検討されているという。情報の詳細を期待して待ちたい。
2023年度のProject PLATEAUでは、年間を通して多くのイベントが実施される。アイデアソンやハッカソンのほかにも、アプリコンテスト、ライトニングトーク、ハンズオン、ピッチイベント、アクセラレーションプログラム、子ども向けイベントなど多彩な切り口で、開発者コミュニティにおける実装のきっかけ作りが進んでいる。各都市でのイベントでは、PLATEAUに関する解説やテクニカルサポートも実施される。ぜひ参加して、PLATEAUの活用にチャレンジしてほしい。
【Project PLATEAU（プラトー）とは】
国土交通省が産官学の多様なプレイヤーと連携して進める、都市デジタルツインの社会実装プロジェクト。3D都市モデルと呼ばれる、実世界（フィジカル空間）の都市を仮想的な世界（サイバー空間）に再現した3次元の地理空間データの整備・活用・オープンデータ化を進めている。
オープンデータとして公開することで、誰もが自由に都市のデータを活用し、防災、まちづくり、AR・VRなど、さまざまな場面で活用できるようにしている。
2022年度に登場したPLATEAU SDKをはじめ、CityGMLからの変換も簡易になっており、開発環境も整ってきている。
・PLATEAU SDK for Unity
・PLATEAU SDK Toolkits for Unity（2023/7/24に発表）
・PLATEAU SDK for Unreal
「PLATEAU Hack Challenge 2023 in Tokyo」開催概要
・日程：2023年8月26日（土）、27日（日）
・会場：デジタルハリウッド大学 駿河台ホール
・タイムスケジュールのほかイベントの詳細や参加申し込みなどについては、
下記 Connpass の募集ページを参照。
https://asciistartup.connpass.com/event/246677/
■こんな人にオススメ
年齢、性別、国籍等不問。個人・チーム（グループ）どちらでも応募可。
チームの場合は、チームメンバー全員での参加が必要。
・今年も（今年こそ）PLATEAU AWARDへ挑戦しようと思っている
・PLATEAUのデータを触ってみたい
・3D都市モデルを活用して社会課題を解決したい／新しい商品・サービスを創ってみたい
・アイデアから形になるまでを学びたい方、体験してみたい
・デザイナーやエンジニアでアイデアを形にするのが好き
・ハッカソンが好きな方／試してみたい
