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実在する街を爆破するミニゲームも作れる 3D都市モデルPLATEAUのハンズオンワークショップ開催

「Unity初心者でもOK 好きな都市を爆発させるミニゲームの作り方」では、実在の都市を模した街の中で車を運転し、体当たりで建物を爆発させて点数を稼ぐミニゲームの作り方を紹介

 国土交通省は3D都市モデル「PLATEAU」のハンズオンワークショップとして、8月23日と8月30日に2つの「PLATEAU Hands-on」を開催する。

 とくに8月30日のワークショップでは、Unityを使ってミニゲームを作るという内容で初心者からでも参加できるイベントとなっている。
 
 ハンズオンワークショップはPLATEAUに興味を持っている人や、今後のPLATEAU関連イベントへの参加を迷っている人々を対象に、PLATEAUでどんなことができるのかヒントをつかんでもらうためにサンプルを講師と一緒に作れるイベント。開催形態はオンラインで、参加要件は特にないため誰でも参加できる。

 8月23日は「TouchDesignerによるPLATEAU活用の基本」を開催。

 PLATEAUをTouchDesignerで使用するためのハンズオンセミナー。実際の使用例を示しながら、「フォーカスしたい建築物を簡単に画面の中心に移動させる」といったテクニックをはじめ、PLATEAUのデータをTouchDesigner内で効率よく操作する方法を紹介。

TouchDesignerによるPLATEAU活用の基本
開催日:8月 23日
タイムスケジュール(予定)
 18時55分:会場オープン
 19時:ハンズオン開始
 21時:閉会
ハンズオン内容(予定)
・TouchDesignerで使えるPLATEAUのデータの種類とインポートについて
・PLATEAUのデータで使われる平面直角座標系について解説
・緯度・経度を平面直角座標に変換する方法の実践
・LOD1データの読み込みのとアニメーション制作の実践(3Dの表面の処理)
・LOD2に置き換えた高画質での書き出し実践
・FBXデータの読み込みの実践(テキスタイルの処理)
※内容は変更になる場合がある

事前準備
 TouchDesigner 2022.33910をインストール。
 3D都市モデル(Project PLATEAU)東京都23区 OBJデータをダウンロードして解凍

登壇者

河野 円 | Madoka Kohno imgee CEO
「ココロと時空をテクノロジアートでつなぐ」を目標に、映像の制作や映画システムを開発をしています。特に、超高画質や多面ディスプレー、都市3Dデータの利用においては得意としており、SNS連動やVR、AR、NFT、脳波、脈拍などを利用したインタラクティブアートも制作してきました。

 8月30日は「Unity初心者でもOK 好きな都市を爆発させるミニゲームの作り方」を開催。

 Unityを使い、PLATEAUのデータを用いたミニゲームの作り方を解説する初級ハンズオン。実在の都市を模した街の中で車を運転し、体当たりで建物を爆発させて点数を稼ぐミニゲームの作り方を紹介。制作を通して、PLATEAU SDK for Unityを使った都市データのインポート方法、PLATEAUの属性情報を取得する方法を学び、ミニゲームを組み立てる。

Unity初心者でもOK 好きな都市を爆発させるミニゲームの作り方
開催日:8月30日
タイムスケジュール(予定)
 18時55分:会場オープン
 19時:ハンズオン開始
 21時:閉会
ハンズオン内容(予定)
・PLATEAUを使って都市をインポート
・車をインポートして走行できるようにする
・車で突っ込んだ建物類を消滅させる
・爆発パーティクルを付ける
・爆発音を付ける
・スコア表示UIを作る
・衝突した地物に応じてスコアを変える
・タイトル画面を作成する
・制限時間とリザルト画面実装する
・ビルドして実行。実際に遊んでみる
※内容は変更になる場合がある

事前準備
 Unity 2021.3 LTS(Unity Hubからセットアップ)をインストール
 沼津市のPLATEAUデータ(CityGML形式)をダウンロード(ダウンロードはこちら
 
登壇者

鈴木 智貴 シナスタジア
PLATEAUをゲームエンジンで扱うオープンソースツール、PLATEAU SDKの開発に従事。

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