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3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すハッカソンイベント「PLATEAU Hack Challenge 2023 in Tokyo」開催

 国土交通省は8月26日、オープンデータを使って3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すため、ハッカソンイベント「PLATEAU Hack Challenge 2023 in Tokyo」を開催する。

 都市デジタルツインの実装プロジェクト「PLATEAU(プラトー)」は、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の取組みを進め、様々な領域における新たなサービスやイノベーションの創出を進めている。PLATEAU HackChallengeは、PLATEAUの3D都市モデルのオープンデータを使って、ゲーム、AR/VR、アート、ビジュアライズ・シミュレーションなど多彩な用途で自由にアイデアを形にするハッカソン。

 個人で参加して即席チームを作っても良し、仲間とチームで参加しても良し。メンターがアイデアブラッシュアップと試作品作りのテクニカルアドバイスし、優秀作品には総額3万円の賞金が進呈。

こんな人におすすめ

 年齢、性別、国籍等不問。個人・チーム(グループ)どちらでも応募可(チームの場合はチームメンバー全員で申し込みのこと)。

・今年も(今年こそ)AWARDへ挑戦しようと思っている人
・PLATEAUのデータを触ってみたい人
・3D都市モデルを活用して社会課題を解決したい/新しい商品・サービスを創ってみたい人
・アイデアから形になるまでを学びたい方、体験してみたい人
・デザイナーやエンジニアでアイデアを形にするのが好きな人
・ハッカソンが好きな人/試してみたい人

事前準備

 申し込み時に登録したメールアドレスに、参加者用Slackワークスペースへの招待を連絡。イベント前・中・後はSlackを通じての詳細案内が連絡される。

タイムスケジュール(予定)

両日ともに現地会場での参加が必須。

初日/8月26日
9時30:会場オープン
10時:オープニング/主催者説明
10時10分:アイスブレイク
10時30分:進行説明
10時45分:アイデア発想、チームビルディング
12時30分:チームアイデアソン・ランチ
13時30分:開発方針発表、サポーター紹介
14時30分:ハッカソン
18時30分:中間共有
19時:初日解散
2日目/8月27日
9時30分:会場オープン
10時分:オープニング
10時10分:ハッカソン
14時分:発表エントリー締切、発表順番決定
16時分:成果発表
18時分:審査、交流時間
18時30分:結果発表、表彰
19時分:クロージング
19時30分:解散
会場
デジタルハリウッド大学 駿河台ホール
※御茶ノ水ソラシティのビル正面右手にある「sola city Academia」の入り口から入館し、奥のエレベーターにて3階へ
住所:東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F
アクセス:
 JR「御茶ノ水駅」【聖橋口改札】より徒歩1分
 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」【B2出口】直結1分
 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」【出口1】より徒歩4分
 JR「秋葉原駅」より徒歩9分
 都営地下鉄新宿線「小川町駅」より徒歩6分
 JR「御茶ノ水駅」聖橋口改札を出て、聖橋交差点を横断

賞典
 グランプリ:3万円(商品券)
審査基準
 前提:PLATEAUを活用したプロトタイピング
 3D都市モデルの活用度
 アイデア、独創性
 完成度

コーチ/アドバイス

 初日のアドバイスを担当するコーチ(敬称略・順不同)。

久納 敏矢
MIERUNE
GIS技術全般に関する豊富な技術や経験をもとに、位置情報に関する課題解決をサポートする国内有数のソリューションカンパニーであるMIERUNEで、QGISのプラグイン開発やコンサルティング、講習会を運営。不動産鑑定業者にて、地方自治体向けのコンサルタント業務に従事したのち、現職。

鈴木 智貴
シナスタジア
PLATEAUをゲームエンジンで扱うオープンソースツール、PLATEAU SDKの開発に従事

藤原 貴之
日立製作所
2013年のOculus Rift DK1発売時より、VRを中心としたコミュニティー活動を推進。2022年よりBabylon.js 勉強会の共同主催者として勉強会、書籍執筆などを推進。社内では保守作業を中心とした産業分野向けのXR適用に従事。Microsoft MVP(2016~)。博士(情報科学)

星野 裕之
otuA Inc.
世界でも珍しいほど数多くのリアルロボットをデザインしてきました。その特殊な過程で培ったジャンルや業種を超えた雑食的好奇心と実行力を核に、デジタルファブリケーション、デザインと設計とナラティブとアート、ブランディングとサービスデザインなどの多様な経験とスキルを用いて、未来をプロトタイピングしています。
ワンダーフェスティバル、ゲームマーケット、アルスエレクトロニカ、ハノーバーメッセ、ベネチアビエンナーレ出展。グッドデザイン、IFデザインアワード受賞。NEDO TCPプログラム採択。経産省ものづくり白書掲載など

簗瀬 洋平
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン
キャリアソフト、ソニー・コンピュータエンタテインメント、ゲームリパブリックなどでゲームデザイナー/シナリオライターとしてゲーム開発に従事。 「グローランサー」「ワンダと巨像」「魔人と失われた王国」などの作品に携わる。2013年よりユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社(現株式会社)に勤務し、学術とゲーム産業の橋渡しをするために活動。「誰でも神プレイできるシューティングゲーム」でWISS2015対話発表賞。「Unlimited Corridor」で第20回文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門優秀賞を受賞。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、大阪芸術大学客員教授を兼務

於保 俊
ホロラボ
ウェブ開発やUnityでのスマホゲーム開発など、様々な開発を幅広く経験。独学でGISを活用したソフトウェアを開発。現在はXR分野の中でもARクラウドに興味があり、ホロラボにてARクラウドの実現に向けて挑戦中。2021年の最初のPLATEAUハッカソンの「東京23区から新しい世界を創るアイデアソン/ハッカソン」では、開発者として参加。その後、いくつかのPLATEAUのユースケース事業や情報発信に関わる。その経験も活かしつつ、今回は参加者の皆さんのお役に立ちたいとのこと

審査員

 2日目の審査を担当される審査員(敬称略・順不同)。

石丸 伸裕
OGC CityGML仕様策定WG 副議長
地理空間情報の国際標準化団体OGC(Open Geospatial Consortium)にて 2004年のCityGML提案の場に偶然立ち合って以降、CityGML仕様策定WGの設立委員(2021年より副議長)、 Moving Features仕様策定WGの共同議長を務める。現在はOGC個人会員として趣味で国際標準化活動を楽しむ

於保 俊
ホロラボ
ウェブ開発やUnityでのスマホゲーム開発など、様々な開発を幅広く経験。独学でGISを活用したソフトウェア開発も行う。現在はXR分野の中でもARクラウドに興味があり、株式会社ホロラボにてARクラウドの実現に向けて挑戦中。2021年の最初のPLATEAUハッカソンの「東京23区から新しい世界を創るアイデアソン/ハッカソン」では、開発者として参加。その後、いくつかのPLATEAUのユースケース事業や情報発信に関わる。その経験も活かしつつ、今回は参加者の皆さんのお役に立ちたいとのこと

マイケル ブランセ
デジタルハリウッド大学 准教授
デジタルハリウッド大学で准教授として、主にゲーム開発関連の科目を教えています。Unreal エンジンの使用経験は15年ほどあり、このソフトウェアでは主にゲームグラフィックだけでなく、ゲームプレイの作成にも力を入れています。また研究活動もしており、主にゲームデザインの方法論に重点を置いています。人々がどのようにゲームをプレイするのか、何がゲームを楽しくさせるのかを解明するのが好きなのです。現在は、チャレンジがどのように機能するのか、プレイヤーはゲームの中でどのようにチャレンジに遭遇するのか、そしてゲームデザイナーとして、チャレンジをより楽しく、興味深いものにするにはどうすればいいのかを研究しています

内山裕弥
国土交通省 都市局 都市政策課 課長補佐
1989年東京都生まれ。首都大学東京、東京大学公共政策大学院で法哲学を学び、2013年に国土交通省へ入省。水管理・国土保全局、航空局、大臣秘書官補等を経て現職

事例紹介
 オープンデータである3D都市モデルは、都市計画、防災対策、マーケティング・広告、イベント・ショッピング、観光、アート・コンテンツ制作、教育などさまざまな用途で役立てられている。 昨年開催したハッカソンやコンテストでは、下記のような作品が生まれている。

【snow city】
「実在の街をスノードームに入れる」をコンセプトとした作品。ウェブブラウザー上で、選択した地図範囲の街(3D都市モデル)を切り取ってオリジナルのスノードームを生成することができ、鑑賞したりダウンロードすることができる。フォトリアリスティックな3D都市モデルと画面のデザイン、BGMにまでこだわり、スノードームのモデルはレイトレーシングを用いてガラスの質感を表現

【PLATEAU Window】
「時間と空間を超えた窓」をデジタル空間に作り出すプロジェクト。日付と時間、住所または建物名を入力し、建物の高さと窓の向きを設定すると、窓のある部屋を生成して3D都市モデルを活用して再現した窓からの景色を表示。当時の天気や日照も再現し、飲食店の情報やTwitterの位置情報付きツイート、Wikipediaの情報やニュースを基にした過去の出来事の表示も可能

【キッズ向けさいがいMAP】
PLATEAUの3D都市モデルを活用した小中学生向けの防災教育コンテンツ。小学生が親しみやすい『マインクラフト』にPLATEAUの3D都市モデルを変換して取り込むことで、ゲーム上に街並みを再現している。ゲーム感覚で洪水による浸水被害について学べる作品

PLATEAUとは
 PLATEAUは、国土交通省が進めている、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のプロジェクト。3D都市モデルとは、実世界(フィジカル空間)の都市を、仮想的な世界(サイバー空間)に再現した三次元の都市空間情報プラットフォーム。建物や道路等の都市空間に存在する様々なオブジェクトの三次元形状と、それらのオブジェクトの意味情報(建築物の名称や用途、建設年などの属性情報)をパッケージでデータ化することにより、都市空間そのものを再現するデジタルツインを実現できる。

 PLATEAUでは、全国の3D都市モデルを整備し、オープンデータとして公開することで、誰もが自由に都市のデータを活用し、防災、まちづくり、AR・VRなど様々な場面で活用できる。実際の活用事例など、詳細はPLATEAUウェブサイトを参照のこと。

PLATEAU NEXT 2023とは
 PLATEAU NEXTとは、PLATEAUの社会実装を加速させるための一連のコミュニティーイベント。2023年度は、アプリコンテスト、ライトニングトーク、ハッカソン、ハンズオン、ピッチイベント、アクセラレーションプログラム、子ども向けイベントなど様々な切り口で開発者コミュニティーにおける実装のきっかけ作りを進める。様々な領域のエンジニアやクリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせ、新たな価値を生み出すことが期待されている。

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