NTTドコモは7月1日より、新料金プラン「irumo(イルモ)」「eximo(エクシモ)」をスタートさせる。
記者会見があったのが6月20日だったが、その翌日となる6月21日には総務省で「電気通信市場検証会議」という有識者会議が開かれていた。
そのなかでNTTドコモがプレゼンをしているのだが、ヒアリング資料を見ると「なぜirumoを作ったか」という理由がわかりやすくまとめられていた。
NTTドコモによれば、KDDIやソフトバンクはグループの中にあったMVNOを自社プランやブランドとして取り込むことで、新規のライトユーザー獲得や囲い込みにつなげていると指摘する。
実際、MVNOだったUQモバイルがKDDI、LINEモバイルがソフトバンクに統合されたことで、サブブランドやオンラインブランドとして、ライトユーザーの取り組みに成功している。
一方、NTTドコモはそうしたサブブランドを頑なに作ってこなかった。しかし、オンライン専用ブランドとして「ahamo」を設立。一方、ドコモ回線を使うMVNOをドコモショップで扱うという「エコノミーMVNO」という立て付けで、OCNモバイルONEやトーンモバイル、LIBMOを扱うようになった。
しかし、NTTドコモでは「エコノミーMVNOには課題があった」という。
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