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摂取した食塩相当量を手軽に計測・記録できる「塩分濃度測定機器 エンシル」

 塩分摂取量が多いと高血圧などの生活習慣病や胃がんの死亡リスクが高くなるそうだ。既存の塩分計では濃度しか測れず、食事に含まれる塩分の総量がわからず、記録を残せない。「塩分濃度測定機器 エンシル」は、食事の情報を記録するデバイスとアプリで構成され、デバイスで食べたものの塩分濃度を測定し、無料アプリに食事のメニューを登録すると塩分量を換算して摂取した塩分を記録できる。また有料で、スマホで撮影した食事画像からのメニューの登録、摂取した塩分の推移の表示機能を提供する。塩分の気になる血圧の高い方など生活習慣病患者がターゲットとし、2024年1月のローンチを目指して開発を進めている。今後はAIの画像認識技術を用いて食事の写真を撮るだけで塩分が入力できる機能の拡充も検討しているとのこと。

コネクト 本山 敏文氏

PCを取り出さずに膝上で操作できるPCスタンド内蔵バックパック

 株式会社sion worksは、1秒で開閉できる名刺入れやメガネケース、財布など、時間を生み出す機能性を盛り込んだバッグブランド「四次元かばん」や小物を開発するメーカー。新たな四次元かばんとして提案するのは、スライド機能付きノートPCスタンド「LTスライダー」を搭載し、どこでもすばやくモバイルPCが使えるバックパックだ。バックパックに入れたままPC操作が可能で、LTスライダーでPCの位置や角度を調整して膝の上でも安定して作業ができる。価格は3万円前後を想定。自社ブランドで展開するほか、他社製バッグへのLTスライダーの提供も検討しているとのこと。

株式会社sion works(シオンワークス)代表取締役 井島 志乃氏

人の生活空間にフィットする、オープンプラットフォームな卓上AIロボット「KOTONI(コトニー)」

 ロボットクリエーターの菅原 真実氏は、卓上型のコミュニケーションロボット「KOTONI」を開発。会話AIを搭載し、顔や手の動きで表情が出せる。シンプルな白い人形型で生活空間に溶け込みやすく、猫型や女の子など数種類のモデルから選べる。また、ベース部分と上のボディ部分とにわかれており、ボディ部分の価格は本体の1割程度と安価なので、気軽にほかのモデルに交換できるのも特徴だ。さらに自分で色を塗ったり、服を着せて楽しめる。ソフトウェアはオープンソースで公開予定で日常会話、英会話、介護用のアプリなどを組み合わせて機能拡張が可能だ。2023年の6月と10月にクラウドファンディングを予定している。

菅原 真実氏

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