銀行、カード、証券など「総力戦」に
ようやく銀行的なサービスに乗り出したNTTドコモだが、やはり同社が強いのがクレジットカード事業だ。
2022年9月末現在、dカードの契約数が1623万件なのだが、そのうち、年会費1万1000円が必要なdカードGOLDの契約数が930万件もあるのだ。
ちなみに国内ナンバーワンカードである楽天カードの発行枚数は2751万枚、au PAYカードは810万となっている。
1万1000円の会費が必要な楽天プレミアムカードやau PAYゴールドカードの会員数は不明だが、いずれにしても、1万1000円を支払ってくれるdカードGOLD所有者を930万件も抱えるNTTドコモの底力のようなものを感じるだろう。
クレジットカードにおいては発行枚数でナンバーワンの楽天カードに対して、優良顧客を抱えるdカードといった構図が描かれる。一方で、クレジットカード事業で戦略を描けていなかったソフトバンクは、ようやく「PayPayカード」で仕切り直していく格好だ。
金融事業と言っても、銀行、クレジットカード、証券、保険、決済、融資と多岐にわたる。
抱えているスマホユーザーにいかに金融商品にデビューしてもらい、囲い込みに繋げるか。4キャリアの総力戦が本格化していきそうだ。
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