NTTドコモが技術提言
総務省に対して「プラチナバンドに使われていない箇所があり、そこを使えるように技術的な検証をすべきでは」と提言してきたのだ。
この使われていない場所というのは、国際規格ではバンド28に位置づけられている。イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、台湾などで使われており、日本で販売されているiPhoneもしっかりと利用可能だ。
ただ、実際に使われていないプラチナバンドの幅は3MHz(×2)しかない。既存3社からはそれぞれ5MHz(×2)、合計で15MHz(×2)を再割り当てしようとしていた。
既存3社から巻き上げるよりも、かなり狭い周波数帯となるのだが、NTTドコモの試算によれば「1100万契約のユーザーを収容できる。下りの通信速度は30Mbps」という。
現在、楽天モバイル(MNO)のユーザーは2022年9月現在455万契約なので、余裕で収容することが可能だ。
また、既存3社からプラチナバンドを巻き上げるとなると、早くても2024年3月からのスタートとなりそうだが、使われていないプラチナバンドであれば、もっと早く楽天モバイルはプラチナバンドを全国一斉に開始することも可能だ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第280回
トピックス
楽天モバイルにとってpovoは“毒リンゴ” ローミング終了後の行方は? -
第279回
トピックス
「ahamoだけ遅い」は誤解──ドコモ値上げに立ちはだかる通信品質問題 -
第278回
トピックス
銀行職員のBeReal騒動はなぜ起きた 問うべきはリテラシーではなくスマホ管理だ -
第277回
トピックス
ドコモ、ソフトバンクも始めた「Starlink Direct」 KDDIが打ち出す“中身”の違いとは -
第276回
トピックス
ソフトバンク、独自のAIスマホを発売へ グーグル相手に勝算はあるのか -
第275回
トピックス
日本のミリ波どうなる? カギを握るのはやはりiPhoneか -
第274回
トピックス
iPhoneが変えた日本 キャリアとメーカーを揺るがした20年 -
第273回
トピックス
ANAモバイル開始、その裏で存在感を放つIIJ JALとの違いも鮮明に -
第272回
トピックス
アップル、グーグルに引き離される可能性 Androidを変える「先回りAI」の衝撃 -
第271回
AI
「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ -
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か - この連載の一覧へ











