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i-PRO、展示物持ち去りなど変化を検知する「AI状態変化検知アプリケーション」を23年1月から販売開始

 i-PRO(アイプロ)株式会社は2022年11月22日、画像の正常状態、変化状態をAIが学習し、変化時に通知する機能拡張ソフトウェア「AI状態変化検知アプリケーション」の販売を2023年1月から開始すると発表した。展示物の持ち去り検知、商品棚の欠品検知、扉の開放検知、車の停車検知など、変化を検知して迅速な対応が必要な場面に活用できる。

「AI状態変化検知アプリケーション」は、AIカメラにインストールしたアプリケーションに複数枚の画像を学習させ、学習したモデルと比較して、撮影されている画像の状態が変化した場合を状態変化と認識、検知して、アラームを通知するもの。学習モデルは最大3個保存できるため、環境や状況に応じて、変化を検知したい状況が変わる場合も 柔軟に対応できる。

 保存された画像から学習を行う場合、結果を「正常」と認識するか「状態変化後」と認識するかを選択でき、条件や環境に応じて活用可能だ。たとえば、「展示物の持ち去り検知」を行う場合、展示物がある状態を「正常」と学習させると、展示物がなくなると「状態変化」と認識して検知。アラームにより持ち去りを通知する。

 学習や設定は、i-PRO設定ツール(iCT)のガイダンスに従ってカメラへの学習用画像の保存や学習指示を行うことができ、手順につまずくことなく行えるという。

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