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エントリー締切迫る!PLATEAU作品コンテスト11/30まで【賞金総額100万円】

 国土交通省では、2020年度からProject PLATEAU(プラトー)として、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化に取り組んでいる。2022年度は、本格的な社会実装に向けて、これまでライトニングトーク、ハッカソン、ハンズオンワークショップ等のイベントを実施してきた。その集大成として開催されるのが開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2022」だ。応募は11月30日まで。いったんWebサイトからエントリーすれば、12月の一次審査まで作品のブラッシュアップは可能だ。仕事や趣味でPLATEAUを活用している人は、まずは締め切りまでにエントリーしよう。

 3D都市モデルの活用は、個人・企業・自治体などさまざまなプレイヤー、多様な領域や分野へと広がりを見せている。ライトニングトークは、こうした取り組みをシェアし、技術ナレッジの交換やブレインストーミングに役立てることを目的にオンラインで計3回実施。防災、まちづくり、ARアプリ、ゲーム、学校の授業での活用などが発表された(PLATEAU LT 01レポート:、PLATEAU LT 02レポート)。

2022年度はライトニングトーク、ハンズオン、ハッカソンなどのPLATEAUイベントを実施

 ハッカソン「PLATEAU Hack Challenge」は、「PLATEAUの3D都市モデルの活用」をテーマに、東京、福岡、広島・呉、仙台の4ヵ所で開催。エンジニアやデザイナーが即席チームをつくり、2日間でさまざまなアプリやサービスのプロトタイプを作り上げた。PLATEAUのイベントサイト「PLATEAU NEXT」にて成果発表の動画とレポート記事を公開しているので興味のある方は参照していただきたい(https://www.mlit.go.jp/plateau-next/#plateau-hack-challenge)。

 ハンズオンでは、PLATEAUに興味を持っている方向けに、Unityを使ったVR空間の作り方やCesiumJSなどGISを用いたPLATEAUデータの扱い方を講師とともに体験し、その後ハッカソンやライトニングトークに参加した方もいる(PLATEAU Hands-onアーカイブ動画:「PLATEAUを用いたVR空間の作り方」、「Meta Quest 2 で楽しむ PLATEAU VRアプリケーションの開発」、「PLATEAUで学ぶBlenderの基本操作と3D都市モデルの活用方法」、「PLATEAUで理解するGISでの3Dビジュアライゼーション」)。

 さらに開発の裾野を広げるため、PLATEAUの公式サイトをリニューアルし、開発者向けの「Start Guide」、開発チュートリアル「Learning」をオープン。3D都市モデルの基本や開発環境での扱い方を丁寧に説明しているので、これからPLATEAUを使ってみたい方は読んでみるといいだろう。

アプリもコンテンツも何でもあり! まずは応募を

 こうした取り組みの成果としてProject PLATEAU初の開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2022」が開催中だ。商用化されているアプリやサービス、個人のアート作品、プロトタイプなどジャンルや完成度を問わず、PLATEAUを活用した多彩な作品を11月30日まで募集している。ハッカソンやハンズオンでの成果物をもとにした作品、ライトニングトークでお披露目した作品でもOKだ。

 PLATEAU AWARDへの応募はウェブの応募フォームから(参考記事:初代グランプリは誰の手に?開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2022」応募ガイド)。応募後、一次審査までの間に作品をブラッシュアップすることも可能だ。まずは気軽に応募してみよう。

 一次審査は12月17・18日にオンラインで実施、最終審査は2023年2月18日に都内会場にて開催される。最も優れたグランプリには賞金50万円が進呈されるほか、アイデアやデザインなどの観点で評価される各種部門賞と合わせて総額100万円が贈呈される予定だ。

PLATEAU AWARD 2022
応募〆切:2022年11月30日(水)23時59分
一次審査:2022年12月17日・18日(土・日)
最終審査:2023年2月18日(土)
https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/

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