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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第81回

最新にこだわらずコストを抑えて組む!約14万円のゲーミングPC

【今月の自作PCレシピ】次世代を横目にコスト重視でゲーミングPCを組むならコレ

2022年09月13日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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コストを抑えつつ使い勝手にも配慮

 CPUやビデオカードなど、定番中の定番と言えるパーツ構成になっているが、冷却性と静音性を高めるサイドフローCPUクーラーのID-COOLING「SE-914-XT-BASIC-V2」など、ポイントを押さえたパーツを組み合わせている渋谷さん提案のゲーミングPCレシピ。

 価格を抑えやすいマザーボードも注目で、Wi-Fi 6標準装備のGIGABYTE「B660M DS3H AX DDR4 rev.1.2」をチョイスしている。スマホや携帯ゲーム機と同じく、ワイヤレスネットワークを使ってPCゲーミングを楽しみたいと思う人が増えているだけに、対応ルーターと組み合わせることで、2.4Gbpsの高速ワイヤレスネットワーク環境を構築できるのは、大事なところだ。

 ストレージはPCIe3.0インターフェースになるが、容量は余裕のある1TBを選んでいる。すぐに容量がひっ迫することはないだろう。パフォーマンス面もWestern Digital「WD Blue SN570 NVMe」なので、実測でリード3400MB/sec台、ライト3000MB/sec台と優秀だ。

192mmファンを備えたサイドフローCPUクーラーのID-COOLING「SE-914-XT-BASIC-V2」を組み合わせている

より安価なマザーボードもあるが、Wi-Fi 6を標準装備するGIGABYTEの「B660M DS3H AX DDR4 rev.1.2」を選択。これからPCゲームをはじめる人の要望をしっかりと押さえている

レシピで採用するのはPCIe3.0 SSDだが、このマザーは、高発熱なPCIe4.0 SSDも安心して使えるM.2ヒートシンクを装備しているのが高ポイント

リアインターフェースも豊富で、USB3.2 Gen2 Type-Cポートや、2.5ギガビットLANなどを備える

メモリーはDDR4-3200 8GB×2 16GBで、定番、安定性良好なcrucial製になる

低コストPC自作の定番M.2 SSDのひとつとなるWestern Digital「WD Blue SN570 NVMe」。PCIe3.0×4だが、容量1TBで1万3000円前後とお買い得だ

魅せる系も組めるコスパ良好なミニタワーケース

 PCケースはマザーボードと同じ、Micro ATX規格で、幅220×奥行き441×高さ411mmサイズのミニタワーとなるThermaltake「S100 TG」だ。6000円台の手ごろな価格で、サイドパネルに強化ガラスを採用するなど、コスパ良好になっている。さすがに標準装備のケースファンは1基のため、渋谷さんはエアフローを考えて120mmケースファンを1基追加している。

フラットなフロントデザインとなっているThermaltake「S100 TG」

サイドパネルには強化ガラスを採用する

フロントUSBポートは、USB 2.0×2、USB 3.0×1の3ポートを装備。ゲーミングデバイスなどの接続に困ることはないだろう

スッキリした内部構造で、リアに120mmの排気ファンを装備する

裏面スペースには、2.5インチベイや3.6インチベイも備わっている

サイズの静音ファン「KAZE FLEXII 120 PWM」を追加。フロントへ吸気ファンとして取り付けたい

電源ユニットは定番かつロングセラーのAntec「NeoECO Gold NE650G」を選択。80PLUS GOLD 650Wになる

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