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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第80回

【今月の自作PCレシピ】ファンだけで約5万円! 派手さ最強クラスのマシン

2022年08月11日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

物欲の赴くままに! 派手さ最強クラスのマシンが完成

 自作PCを求める人で賑わっている秋葉原のPCパーツショップ。自作PCのパーツ一式の購入相談ができるスタッフが常駐しているTSUKUMO eX. 6階では、週末ともなれば相談リストには順番待ちの名前がズラリと並ぶことも。

 さらに同店の組み立て代行は、その高い組み立て品質もあり、すでに納期は1ヵ月近くかかる状態になっている。今回はそんなTSUKUMO eX. 6階スタッフの石井真左人(いしいまさと)さんに、いま本当に欲しいPCの構成を聞いてきたので、紹介していこう。

中央通りに面しているTSUKUMO eX.。週末ともなると1階のBTO PCフロアを含め、人であふれている

PC自作歴は2年ほどで、ツクモで働き出してから自作に挑戦したという石井真左人さん。普段は240Hz対応ゲーミング液晶で「VALORANT」を楽しんでいるという

総額約42万円!
注目のLian Li製ファンでド派手に光るPCを組む

 日々、最新のPCパーツを目にするだけなく、組み立て代行で実際に組んでいる石井真左人さんが、予算度外視で組みたいマシンの構成がコレだ。

石井真左人さんが、欲しいと思ったPCパーツ構成。総額は42万682円だ

TSUKUMO eX. 6階スタッフの石井さんが組みたいド派手に光るPC
CPU インテル「Core i7-12700K」
(12コア/20スレッド、最大5GHz)
6万980円
CPUクーラー Lian Li「Galahad AIO 360」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
2万1978円
マザーボード MSI「MPG Z690 CARBON WIFI」
(インテルZ690、ATX)
3万2679円
メモリー CORSAIR「DOMINATOR PLATINUM RGB CMT32GX5M2B5200C40」
(16GB×2枚、DDR5-5200)
4万2980円
ストレージ Seagate「FireCuda 530 ZP1000GM3A013」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0)
1万9838円
ビデオカード MSI「GeForce RTX 3080 GAMING Z TRIO 10G LHR」
(GeForce RTX 3080、10GB GDDR6X)
14万6850円
PCケース Lian Li「O11 DYNAMIC EVO」(ミドルタワー) 2万1780円
電源ユニット MSI「MPG A1000G」(1000W、80PLUS GOLD) 2万6979円
ファン Lian Li「UNI FAN SL-INFINITY 120 3Pack」
(120mm、アドレサブルRGB LED内蔵)×3(単価1万4080円)
4万2240円
ファン Lian Li「UNI FAN SL-INFINITY 120 Single Pack」
(120mm、アドレサブルRGB LED内蔵)
4378円
総額(税込)   42万682円

※価格は8月5日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

 総額42万円に達するPCパーツ一式。その最大のポイントは、Lian LiのRGB LED内蔵ファン「UNI FAN SL INFINITY 120」になる。ケーブルレスでファンを連結できるLian Liの独自のギミックに加え、軸部とサイドフレームに奥行きを感じられる光の演出を実現するインフィニティーミラーを内蔵している。

 最大10基の120mmファンを搭載できるPCケース「O11 DYNAMIC EVO」と組み合わせて、ド派手かつ美しくPCを彩ることを目指している。

「UNI FAN SL INFINITY 120 3Pack」(1万4080円)×3セット+Single Pack(4378円)×1で、10基を用意。総額は4万6618円になる

軸部とサイドパネルにインフィニティーミラーを内蔵。奥行きのあるLEDイルミネーションを楽しめる

ホワイトフレームのモデルもある

 PCケースの「O11 DYNAMIC EVO」は、その自由度の高いレイアウトが魅力だ。マザーボードの配置を反転させたリバースモードを選べるほか、VGAの縦置きや、垂直配置、さらにフロントのメッシュパネル化などを可能にするオプションが用意されている。ビデオカードの縦置きや本格水冷に挑戦するなどして、長く使い続けられる1台になっている。

フロントとサイドパネルに強化ガラスを採用するLina Li「O11 DYNAMIC EVO」。10基の120mmファンを搭載できる

一般的な配置を反転させたリバースモード。マザーボードは倒立配置になる

人気のあるホワイトカラーでのコーディネートも可能だ

ビデオカードの垂直搭載など、豊富なオプションパーツを用意する

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