e:HEVの最上位モデル「Premium Line」に試乗
続いて試乗車をSPADAのPremium Line(e:HEV)にチェンジ。「何が変わったんですか?」と、ゆみちぃ部長。「パワーユニットが違います」と部員K。「パワーユニットが変わるとプレミアムになるんですか?」と、ゆみちぃ部長。「いや……なんか外装と内装が違うらしいんですけれど」と、ここで部員Kの不勉強ぶりが露わになります。
主だった違いは、まずホイールがインチアップされています。それにともなってデザインが変わっています。
次に、車体のメッキ加飾部が、SPADAがダーククロームだったのに対して、より上質で大人の余裕を感じるプラチナクロームへと変更されています。
またハイビーム照射中に、先行者や対向車を検知すると、照射範囲を自動でコントロールするアダプティブドライビングビームを搭載しています。
室内はシートの素材がスエード調表皮とプライムスムース(合皮)の組み合わせになり、シックで上質になりました。実にプレミアムではありませんか! ですが「え? それだけですか?」と驚いた部長。「では、値段はどれくらい違うんですか?」ということで調べてみると、SPADA e:HEV(FF)が364万1000円、SPADA Premium Line e:HEV(FF)が384万6700円。ざっくり20万円違います。「20万円の価格差なら、最初からPremium Lineを選びますよね」とゆみちぃ部長。まったくもって仰る通りです。
ということで、SPADAのPremium Line(e:HEV)を試乗。「メッチャ静かになりましたよ」とパワーユニットの静粛性を実感。「振動も少ないですし、こっちの方がイイですね」とSPADA Premium Line e:HEV(FF)が気に入られたご様子。「内装はメインの部分が布かスエードか、の違いですよね?」と確認すると、「座っていると、あまり分からないかもですね」とのこと。ここで部員Kにステアリングチェンジ。ホイールの違いは乗り心地に影響しているようで、Premium Lineの方が僅かに硬質さを覚えたような。よって運転好きな方はPremium Lineの方をオススメしたいところ。いっぽうe:HEVで急加速や上り坂など高負荷がかかる場所だと、エンジン音の割には力強さに欠ける、というところを感じたのも事実。ガソリンエンジン車の方がトルクやパワーが下回っていても、生理的な心地よさと加速感が得られます。走りの気持ちよさを求める人はガソリンエンジン車を、静粛性を求めるならe:HEVを選んで急加速などはしない、というのがよいのかなと感じました。
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