このページの本文へ

新車を買った情報2021 第86回

ロードスターに必要なのはフィルターかマスクか

2021年10月24日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

もちろん発売されてすぐ買いましたよ

 皆さん先刻ご承知のとおり、今年3月、ついにND型ロードスター専用エアコンフィルターが発売されたのであります。

 まずもって、このフィルターを開発、商品化していただいたエムリット株式会社様には厚く御礼申し上げなければなりません。特に誰か知り合いがいる訳でもありませんが、ホントにありがとうございます。

 エムリットは自動車のエアコンフィルターを製造するメーカーで、その素材は日本製、加工も日本国内で行なっているとのことです。この「ND型ロードスター専用 エアコンフィルター S-ND5/S-NDP」も、ダイワボウ製「ミラクルファイバー」で花粉やPM2.5のような微粒子を吸着。よくあるエアコンのカビくさい匂いは、細菌の増殖を抑制するテイジン製「マイティトップⅡ」で防ごうというものです。

 現行型ロードスターはもとより、アバルト124スパイダーにも適合し、現在のお値段3180円。散々自作でどうにかしようと考えていた経験からすると驚きの安さであります。

■Amazon.co.jpで購入

 フィルターは2枚1セットで、1枚はカウルトップ下の外気導入口に装着。どこかで見た感じの網ですが、これは植物の葉や種子、生物の侵入を防ぐ第一次防衛網。

 ホントのフィルター本体は蛇腹状。柔軟性のあるフレームで覆われ、気密性と静音性を確保するためか一部にフォーム素材なんかも貼られております。下に見える白い短冊状のものは引き抜き用のとっかかりで、次回の交換を楽にしようというもの。ちなみにフィルター交換推奨時期は1年、もしくは1万キロということです。

 そのインターバルの短さからも推察される通り、フィルターはかなり目の細かいものでして、ゆえに吸気抵抗も増えます。メーカーでは最大8%の風量低下があると言っておりますが、後付けフィルターがその程度で済むなら特に問題とも思えません。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ