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T教授の「戦略的衝動買い」 第647回

カシオ+パックマンのコラボモデル復刻腕時計を衝動買い

2021年08月26日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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カラーリングや文字フォントまで、忠実にパックマンゲームのイメージを再現している

 パックマンは、モールやダイナーなどに設置されていたコインアーケードゲームとしてスタートした時代から、今もまったく変わらないゲームとしてのシンプル性、奥の深さ、そこから生まれる親和性や愛着性は、身に着ける腕時計にはぴったりのキャラクターだ。

 それゆえ、1980年代にアメリカを起点に世界中で爆発的に流行したイメージは、いまだに多くの人の心の中に健在だ。“パックマン グッズ”でググってみると今も多くのガジェットが世界中に溢れている。

オリジナルモデルのF-100+パックマンの関係性がどうしても同時代のRipley's Watchと結びつけたくなる

 コミカルで個性的な動きをするモンスターのオイカケ(アカベエ)、マチブセ(ピンキー)、キマグレ(アオスケ)、オトボケ(グズタ)そして主役のパックマンの織り成す世界観を表現しているパックマンコラボモデルは、同じ時代の世相を反映しているRipley's Watchと相性抜群に思えてくるから不思議だ。

 8月21日の朝からずっとパックマンコラボモデルを左腕に装着して愛用しているが、普段している重量級の腕時計に比べて超軽量でなかなか快適だ。しかし大好きな1970〜1980年代の腕時計をしてどうも何か足らない気がしてならなかった。

たった53gの本体と薄いステンレスのコンビネーションは装着性も抜群だ

 しばらくして、それが毎年理由もなく単なる懐かしさだけで大人買いしている“WATCH BAND CALENDAR”だと気付いた。いつもは時代ギャップを楽しむためにスマートウオッチに取り付けている8月のカレンダーを、今月はパックマンコラボウオッチにも付けてみた。グッドセンスなのか否か訳の分からない違和感がなかなかシュールだ。

1970〜1980年代なのに何か足らないと思ったらWATCH BAND CALENDARだった

 1978年のF-100の登場、1979年のエイリアン上映(Ripley's Watch)、そして1980年のパックマン登場、たった3年の間に各界で起こったエポックメイキングな事象をたった一つの腕時計に盛り込んだパックマンコラボモデルは、この夏一番の衝動買いアイテムだ。

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:カシオ計算機「A100WEPC-1BJR
・購入:ヨドバシ.com
・価格:1万2100円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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