四本淑三の「ガレージ・ギークス!」第9回

日本製のトルクレンチはいいぞ

文●四本淑三 編集● ASCII

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激安トルクレンチと何が違うのか

 今回手に入れたトーニチの「QL25N-MH」は、差込角9.5mm、測定レンジは5-25Nmで、計測精度は±3%。プラグの締め付けトルクは10-20Nm程度の範囲だから、そのあたりに精度を求めるとこのレンジになる。

 価格はYahoo!ショッピングのエヒメマシンで1万2820円だった。別に高くないじゃん。と、思うのが大人になった証拠。「MADE IN JAPAN」と刻印とステッカーで主張しまくっているのは、やはり安い中華製がのしているせいだろうか。

 で、ちゃんとしたメーカーのトルクレンチの何が良いかというと、シリアルナンバーの記された「校正証明書」が付いてくること。1本づつ基準機で計測し、目盛りとの誤差が明記してあるし、その基準機自身のシリアルナンバーまで記載されていた。さすがだ。

 私の個体はトルク設定値が高くなると微妙に上振れする傾向にあるようだが、当然公差の範囲に収まっている。「わかりました。では、この値を信じて使っていきましょう」ということになるのだ。

 証明書はただの紙っ切れでしかないが、これのあるなしでは安心感がまったく違う。激安品には付いていないし、良くても検査した人のサインが入っているだけ。どれくらいの精度かわからないまま、もやーっと使い続けるのは、やっぱり気持ちが悪い。

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