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四本淑三の「ガレージ・ギークス!」 第2回

マキタvs.ハイコーキ バッテリーで選ぶならどっちだ マキタ編

2021年03月27日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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 マキタを選ぶのに理由は要らない。

 魅力はなんと言ってもデザイン。特に巨匠ジョルジェット・ジウジアーロの手による「Makita」ロゴ。あれが付いただけで何でも強そうに見えるからすごい。

 が、デザインの強さで言えばハイコーキも負けていない。日立工機時代から円谷プロ出身者が関わっているとの噂が絶えない。例えばニッケル水素バッテリー時代のインパクトドライバー「WH12DM2」。ご興味があれば検索していただくか、2020年10月版のカタログ16Pをよーくご覧になっていただきたいが、あの曲線や色使いはまるで初代ウルトラマンではないか。

 余談が長くなった。

 話を戻すとマキタの魅力はデザイン、そしてラインナップの豊富さだ。工具以外にもコーヒーメーカー、スピーカー、ラジオ、ロボット掃除機など、家電としても魅力的なものが多い。「どこで誰が何の目的で使うのか」が明確なデザインで、強そうに見えるだけでなく、実際に強い。

 最初に充電式工具を買うならマキタ。これは正しい選択に違いないが、36Vへの移行期にあってもそれでいいのか。

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