●MVNOの可能性は販路にもある
3キャリアがオンライン専用プランを投入してくる中、MVNOにとっては厳しい道になりそうではあるが、やり方次第によっては、これからも充分、存在感を出していけるのではないか。
ひとつ、可能性を感じているのが販路だ。
IIJmioの発表会ではビックカメラの担当者が挨拶をしていた。ビックカメラ店頭でIIJmioを扱うだけでなく、IIJと組んで「BIC SIM」として、ビックカメラブランドのSIMカードも手がけている。
IIJmioはビックカメラだけでなく、ソフマップ、コジマ、ヨドバシカメラといった店舗でも申し込み受付をしている。店頭で、専用スタッフに他社比較やサービス内容を確認しながら契約できるというのは、3キャリアのオンライン専用プランにはない魅力だ。
3キャリアのオンライン専用プランは、当然ながらネットのみの受付であり、いまのところはキャリアショップでの受付はない。仮にキャリアショップに相談に行こうものなら、「オンライン専用プランは面倒くさくて大変」という案内をされて、無制限プランや決してお得とはいえない小容量プランを契約させられることだろう。
「ていねいなサポートを受けたい」のであれば、キャリアショップで契約するのが一番だが、「できるだけ通信料金は安く、でも店頭で納得しながら契約したい」というのであれば、「MVNOを家電量販店で契約する」というのが得策だ。
またIIJmioでは、新料金プランでもデータ容量の家族シェアが可能となっている。お父さんは20GB、お母さんは2GB、子どもも2GBにしておき、合計24GBを家族で分け合って使うことが可能だ。家族でのデータシェアはNTTドコモが過去に導入していたが「わかりにくい」ということで辞めてしまった。「家族でうまいことシェアして、賢く使いたい」のであれば、IIJmioが選択肢となってくるというわけだ。
もちろん、1人で複数台のデバイスを使うというのもアリだろう。
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