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T教授の「戦略的衝動買い」 第601回

ポインティングスティック搭載のキーボード「Quattro TKL」を衝動買い

2020年10月01日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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Quattro TKLはパームレストを設置することで、大きな右手首の動きを多少は楽に出来るようになる

 今回は、以前FILCOキーボード用に買ったウッド製のパームレストをQuattro TKLにも使ってみたが、大きく手全体を動かさなければ実現できなかった右クリックボタンの押しやすさは相当改善された。

ThinkPad X390をスタンディングスタイルで使う場合に、Quattro TKLを外付けキーボードとして活用したいのだがもうしばらく慣れが必要かもしれない

 Quattro TKLは待ちに待ったIBMやレノボ以外のサードパーティによるポインティングスティック付きキーボードだが、筆者のように長年TrackPointに慣れたユーザーには違和感があるかもしれない。一方、Quattro TKLが初のポインティングスティックユーザーなら先入観と過去の慣れなしに取り込んでも大丈夫なのかもしれない。

 筆者個人的には、今後、アーキサイトさんには多少コストは高くても、ThinkPadと同じ正規のTrackPointを使い、TrackPointを使い慣れた人をも唸らせるような製品を期待したい。筆者が購入した時のQuattro TKLは実売価格1万6180円、一方、TEXのShinobiは、純正のTrackPointを採用、キースイッチもQuattro TKLと同じチェリーMX青軸を採用し、1万9538円で提供している。

 その差額3358円。購入セグメントを誰と見るかでこの辺りは微妙だが、最大人数を期待できるのは、人生初のポインティングスティックキーボードを買う層ではなく、長年、TrackPointを使い続けてきたThinkPadユーザーの期待に応える製品ではないだろうか。

 一方、中途半端なそこそこの機能、そこそこの価格では、レノボ純正のThinkPad トラックポイント キーボード II(1万5950円)とはとても太刀打ちできないだろう。技術製品の塊にはあまり"コスパ"という言葉は使いたくはないが、コスパと言う判断領域に入ってしまうと、まず誰もThinkPad トラックポイント キーボード IIには勝てないだろう。

 アーキサイトには、ぜひとも純正のTrackPointを採用し、価格は多少高くても鉄板のThinkPad トラックポイント キーボード IIや挑戦的で先鋭的なTEX Shinobiキーボードをブッ飛ばすようなをQuattro TKL Proモデルを期待したい。

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:アーキサイト「Quattro TKL 日本語JIS配列キーボード」
・購入:秋葉原パソコン工房
・価格:1万6180円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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