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T教授の「戦略的衝動買い」 第601回

ポインティングスティック搭載のキーボード「Quattro TKL」を衝動買い

2020年10月01日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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操縦桿のような特殊なポインティング機構を搭載したThinkPadキーボードには、操作互換性のあるサードパーティー性のキーボードがきわめて少ない。今回はアーキサイトの「Quattro TKL」というポインティングスティック搭載の日本語JISキーボードを衝動買いした

 ThinkPadが搭載しているポインティングスティック"TrackPoint"の生みの親であるテッド・セルカーさんと、初めてお会いしたのはもう四半世紀も前だ。場所はフロリダ州ウエストパームビーチのマリオットホテルだった。

 当時、2〜3年に1度、世界中のメディアのリーダーを集めてThinkPadブランドチームが開催していたヘッドライトミーティングと名付けられていた会議が、その年はフロリダで開催された。会議の主題はThinkPadの数年先までの技術や商品プランを、メディアにお披露目して意見交換するミーティングだ。

IBM TrackPointの生みの親であるテッド・セルカーさんが開発したGとHとBのキートップの間にあるTrackPointに近い動作を実現してくれるQuattro TKLキーボードのポインティングスティック(橙色)。押しピンに赤いポッチが付いたテッド・セルカーさん自作のタイピン

 その回は場所柄、ThinkPadを十数台積んでいたスペースシャトルのクルーや開発者のキーマンも、多く参加していた。テッド・セルカーさんは研究者ではあるが、なかなかお茶目なおじさんで、筆者が初めて握手した時、なんと手のひらに自作のTrackPointヘッド(赤いゴムキャップ)付きのタイピンを指の間に潜ませていた。違和感で驚いた筆者に"これあげるよ!"って言ったのが彼から聞いた最初の言葉だった。

Quattro TKL 日本語JISキーボードの全体。赤いESCキーとオレンジ色のポインティングスティックのキャップが特徴だ。その他のキーキャップは落ち着いたグレー

Quattro TKLはポインティングスティック、消えにくい昇華印字、ロープロファイルキーキャップ、テンキーなしの省スペースキーボードが特徴だ

 そんな彼が考え出した"TrackPoint"によく似たポインティングスティックを搭載し、同時にCherryMX青軸のメカニカルキースイッチを採用した省スペースキーボード「Quattro TKL」をアーキサイトが発売するというニュースを知って、発売日に商品をゲットした。

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