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T教授の「戦略的衝動買い」 第621回

スマホをパソコン化する最軽量「令和のポケットボード」を衝動買い

2021年02月25日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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MobileBookは昨今、数多く登場してきた"スマホ→パソコン化計画"を実現してくれる「令和のポケットボード」の最軽量級モデルだ

 古くは15年以上昔から、黎明期のスマートフォンをパソコン化するプロジェクトは、国内外のベンチャー企業から様々なものが登場していた。ここにきて、クラウドファンディングを中心にしてまたしてもスマホをキーボード付きのパソコンに変身させる多くのガジェットが登場してきた。

 新しいモノも古いモノも、そしてそれらの合体モノも大好きな筆者は、このコラムで以前ご紹介したMiraBookをはじめ、すでにこの手のガジェットを3種類ほどコレクションしている。

 筆者が「令和のポケットボード」と名付けたのは、前世紀の末期に流行った昭和なガラケーをケーブル接続して使いやすいキーボードでメール入力がウリの「ポケットボード」に極めて使い方がよく似ているからだ。

 目的は慣れたキーボード入力と文章全体を一覧できる、大きな画面だ。もちろん、すべてのガラケーユーザがポケットボードを使ったわけではなく、パソコンキーボード入力に慣れた人達だった。彼ら彼女達にとって極めて素晴らしいインターフェースだった。

 スマホパソコン化ハードである「令和のポケットボード」も目指すところはポケットボードと同じ、快適なキーボード入力と、ウェブの見やすさを核とするパソコンのようにのびのびと使えることだ。

 当然ながら令和のポケットボードも競合機種が増えてくると、各社いろいろな差別化策が登場してくる。昨今では、宅内用の多少重くても画面サイズの大きめのモノや、反対にコンパクト、超軽量でスマホと一緒にアウトドアで使うことが快適なモノ、テレワークの流行を受けて、パソコンの外部モバイルディスプレーとしても使えるHDMI入力を持つモノなど様々だ。

同梱品はこれだけ。USB Type-C電源アダプターじゃないのが少し残念だ

 今回ご紹介する「MobileBook」はそんな中で最もコンパクト、軽量がウリの製品だ。同梱物はMobileBook本体と専用ACアダプター、Type-C(USB 3.1 Gen2)ケーブル、取説の4つ。

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