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コロナ禍を生き残るためのテレワークの進め方 第2回

テレワークでのコミュニケーションに最適!

Slack、Chatwork、LINE WORKSの「チャットの使い勝手」を比較してみる

2020年07月06日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水

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 ビジネスでコミュニケーションする際、どんなツールを使っているだろうか。電子メールはもはや時代遅れ。大量のメールをやり取りしていると、見逃しが発生したり、過去の話を確認するのにも手間取る。そこで台頭してきたのがビジネスチャットだ。

 とは言え、ビジネスチャットもいろいろなサービスが登場して、何を選んでいいのかわからないという声も聞く。いろいろな機能や特徴があるのだが、今回はSlack、Chatwork、LINE WORKSの「チャット」機能の使い勝手にフォーカスして比較してみた。

Slack

 「Slack」は2013年カナダで創業。グローバルに展開し、有料プランの契約企業数は11万9000社以上となっている。アメリカでもっとも展開しているが、2番目の市場はなんと日本だ。

入力キー
英語版の時代は「Enter」が基本だったが、日本語版のリリースにあわせて「Ctrl+Enter」で送信できるようになった。「環境設定」→「詳細設定」で「Enter」を押して送信するようにもできる。

メンション・宛先
「@」をクリックするか、「@」を入力するとユーザー一覧が開くので選択すればよい。

メンション先を選ぶ方法は2つ用意されている

既読通知機能
なし

テキスト表示のカスタマイズ
太字、取り消し線、引用タグ、リスト、リンクなどを利用できる。「」をクリックすると、インラインコードを利用できる。

文字装飾機能が充実している

返信機能
スレッドを利用する。Slackの特徴の一つで、話題ごとに別のスレッドを作り、返信できるようになる。部外者には返信が見えず、複数の話題が飛び交うチャンネルでも、話の流れが整理できるというメリットがある。反面、適当に使っていると、情報が届いていないという人がでてきてしまうネックもある。

話題ごとにミニチャンネルのように使える「スレッド」機能


絵文字
豊富な絵文字機能を搭載しているのが面白い。絵文字リアクション(通称リアク字)として投稿に付けられるのもユニーク。また、絵文字ジェネレーターがあり、任意の画像から絵文字を作成し、チームで利用できるのが楽しい。2020年6月15日、リモートワーク向けのアイコンセットを公開し、追加できるようになっている。

新型コロナウィルスの影響で追加された絵文字

ファイルアップロード
GoogleドライブやOneDriveといったクラウドサービスから直接アップロードできるのが便利。

(関連記事:使ってみようSlack入門 ~使い倒して業務効率アップ!

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