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T教授の「戦略的衝動買い」 第588回

軽量ノートが少ない中、990gのASUSのChromebookを衝動買い!

2020年07月02日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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左側面にはUSB Type-Cポート(映像対応)と、microSDスロット、USB Type-Aポートがある

microSDスロットはカードを挿した状態で本体より出っ張らないデリカシーある設計だ

右側面はUSB Type-Cポート(映像対応)が1個ときわめてシンプル

小振りなUSB Type-C ACアダプターが標準で付属する

 本体の入出力ポートはデータ転送と映像出力をサポートするUSBポート、USB 3.1(Type-C/Gen1)×2 とUSB 3.0×1、microSD、microSDXC、microSDHCメモリーカードスロットときわめてシンプルだが十分な構成だ。駆動時間は内蔵バッテリーで11時間。コンパクトなUSB Type-C ACアダプターが標準付属する。

きわめて標準的なキーボードイメージだが、Chromebookを初めて真面目に見た筆者には最上段のファンクションキーに少し戸惑う

 キーボードは筆者の常用ラップトップであるThinkPad X390と同じ6段キーボード。78キー日本語キーボードで、ポインティングデバイスはマルチタッチのタッチパッドだ。WindowsとChrome OSの差による最上段のファンクションキーを除き、キーレイアウトはほぼ同じ配列だ。

キーボードサイズは筆者のThinkPad X390とほぼ同じサイズだ

キーピッチは18〜19mmありそうだ。せせこましくなくてタイピングもも快適だ

 最下段はFnキーとWindowsキーがないおかげで、大きなスペースキーが確保できてうれしい。またキーピッチもThinkPad X390と大きく変わらず約18mmは確保できている印象だ。実際に筆者が使ってみてもキー入力時における問題点はほとんど思い当たらなかった。ただ左ドッグレッグのエンターキーが少しスリムな感じでエンターキーの代わりに間違ってときどき"「"や"」"を叩いてしまうことがあったがこれも慣れの問題だ。

右上の電源オンオフキーをBack Spaceキーと何度か間違って押してしまった。あとチョットスリムなエンターキーを押す時にすぐ隣のキーを押してしまうことがある。そしてなんと"DELキー"が見当たらない。しかし何れも慣れと別のキーとの組み合わせで解決した

 しばらく実際に使ってみると"DEL"キーのないことや、バックスペースキーの代わりに電源オンオフボタンを押してしまうことが気になった。またフリーズした時の再起動キーコンビネーションが不明だったり、いろいろな点に気付いた。しかしいずれも慣れとキーコンビネーションがわかり解決した。そこで今回は実際にChromebookを使って原稿を書いてみることにした。

Google PlayストアからダウンロードできるJota+とPro-KeyはChromebook上でも快適に使用できる本格的エディターだ

 普段はWindows環境で、エディターの「秀丸」を使ってテキストを書いているが、当然ながら秀丸はChromebook用には開発されていないWindowsアプリなので、同じように軽快でシンプルなエディターとしてJota+とProKeyでクラウドストレージのDropbox内のファイルを直接編集できる形式にしたモノを使ってみた。

ChromebookでChromeブラウザーで見るWEBページはWindows環境とまったく同じで快適だ

 多少不慣れなところもあるが、それほど大きな障害もなく書き進むことができた。そして、ネットでの調べ物は、Windows環境でも普段からブラウザーにはChromeを使っているので違和感はゼロで快適だ。

Chromeブラウザーで見るFacebookサイトもWindows環境とまったく同じで使いよい

 ご存知のようにChromebook上でもChromeブラウザーの中では、まったくWindows環境と同じ感覚ですべてのアプリがまったく問題なく快適に動作してくれる。加えてChromebook上では、Google Playストアからダウンロードできるスマホ用のアプリも並列的に動作する。

 Chromebook上では、FacebookやGmail、Googleカレンダーなどを、Windows環境と同じようにChromeブラウザーの中からウェブサイトにアクセスして表示、利用する方法と、それぞれを単体のアプリとしてGoogle Playストアからダウンロード、インストールして使うスマホのような利用方法の好きな方を選ぶことができる。

 今回衝動買いしたChromebookで両者を実際にやってみたところ、いずれもChromeブラウザーの中からウェブサイトにアクセスしてアプリを実行したほうが、固有のアプリをダウンロード、インストールしてやるよりも遥かに高速で間延びしない画面でより快適だった。

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