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アプリ多言語化「WOVN.app」がアップデート、オフラインに対応

オフラインでも多言語切り替えおよび表示が可能に

アプリ多言語化ソリューション「WOVN.app」ver1.1.0リリース

 Wovn Technologiesは6月16日、アプリ多言語化ソリューション「WOVN.app(ウォーブン・ドットアップ)」において、5月29日にver1.1.0をリリースしたと発表した。今回のバージョンアップにより、オフライン環境であっても言語切り替えおよび表示(多言語化)が可能となる。

 WOVN.appは、ネイティブアプリを最大40言語に多言語化するソリューション。これから開発する予定のアプリはもちろん、すでにリリースしているアプリにも組み込むことができ、多言語化に必要なシステム開発・サイト運用、翻訳にかかる不要なコストと人的リソースを削減するとしている。メディア・動画/クーポン/EC/予約/SaaS/交通/ファイナンスなどあらゆるアプリに対応する。

利用場面

 今回リリースしたver1.1.0では、オフラインモードを追加。アプリ利用者がオンライン上でアプリを起動することで、作成された翻訳データがアプリに保存されるため、オフラインの環境であっても言語切り替え及び表示(多言語化)が可能になる。

 作業現場や交通機関を利用した移動中の電波が弱い環境での操作やオフラインの環境下でも利用したいというユーザーからの要望から、本アップデートを実装したという。

ネイティブアプリを最大40言語に多言語化

 その他にも、SDKを利用することで、ローカライズファイルの生成管理をすることなく多言語化が可能となり、翻訳およびアプリの管理に関する作業を省力化した。また、SDKに内包されたクラスを利用することで、アプリのUIコンポーネントに埋め込まれたテキスト文に対し、機械翻訳を利用して翻訳を自動化した。

 品質を重要視する箇所について、人力翻訳も利用できる。専用SDKを組み込むことでWOVN管理画面で登録された画像と置換が可能。また、Swift(iOS)およびKotlin(android)に対応。iPhone向けの対応範囲が大幅に広がり、またandroidで使用可能となった。

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