■使い勝手は高圧ホースの長さで決まる
次にメーカーをどこにするか。これは使いたいフォームランスとの兼ね合いで考えます。
高圧洗浄機のガングリップ先端には、ノズルやアタッチメントを取り付けるジョイントがあり、これがカメラのレンズマウントのようにメーカーによって形状が異なります。適合するオプションの豊富さで言えばケルヒャーの圧勝。ですが私が使っているMJJCのスノーフォームランスには、ボッシュの他、アイリスオーヤマやハイコーキに適合するタイプもあるので、国内メーカーでも大丈夫です。
そして使い勝手を左右する大きな要素が、高圧ホースの長さ。K2クラシックには5mの高圧ホースが付いてきましたが、これが実に半端。全長3.915m、幅1.73mのロードスターの全周を洗うには、微妙に足りない。おかげで高圧洗浄機を持って回る必要があって、これがイライラするわけであります。
小型のロードスターでも8mくらいは欲しいところ。これはオプションの長い高圧ホースと交換するか延長ホースをつなげば解決しますが、ケルヒャー純正品のまあ高いこと。
そこで私は10mで2500円ほどのケルヒャー互換品をアマゾンで買い求めました。下の画像の左のホースですが、今のところ折れる、穴が開く、水が漏れる等の問題は起きていません。十分です。
最後に、高圧洗浄機の音の大きさを気にされる方も多いようです。特にケルヒャーK2の場合「サイレント」という低騒音版があるので、対する「クラシック」はよほど喧しいのかと不安になる。確かに集合住宅のベランダで使うなら低周波の振動は気になりますが、屋外で使う限りポンプの動作音より水の噴射音の方が大きいくらいで、お隣から苦情が来るような音量とも思えません。
駐車場にコンセントがあるなら、K2クラシックで大丈夫です。オススメです。
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