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記憶定着に特化したAI活用の学習アプリ「Monoxer」

連載
ガチっとスタートアップ

「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。

 「Monoxer」は、AIを活用した、知識習得・定着のためのiOS/Android向けアプリだ。開発と運営をモノグサ株式会社が手がけている。

解いて「憶える」記憶アプリ「Monoxer」。AIを活用したアダプティブラーニングにより、知識習得や記憶定着を可能とする

 英語や漢字、歴史、マニュアル、画像など、覚えたい情報をMonoxerの単語帳に登録することで、知識習得のための問題を自動生成。テストに取り組むと、単語帳の内容をどれくらい憶えているか「記憶済み」「記憶中」「弱点」の三項目で表示する。

 テストを繰り返すことで、利用者の学習状況から知識の定着度を計測。問題の出題頻度や難易度を自動で調整する。出題形式は選択肢、入力、写経などさまざまで、忘れそうな内容も予測して出題してくれる。

 さらに、「音」を記憶することでリスニング力を高める機能も搭載しており、ユーザーは英語の文章を登録するだけで、AIが自動で音声を作成。音声を書き取る問題が作成される。

音声は話者の性別を選べるとともに、英語であればアメリカ、イギリス、インドなど国による発音の違いも選択可能だ

 価格は無料だが、法人向けの有償プランも提供しており、塾・予備校などの教育領域を中心に幅広く活用されているという。

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