このページの本文へ

ガチっとスタートアップ第133回

投稿したコーディネートのEC販売額を見える化 アパレル販売員向けサービス

2019年07月18日 06時30分更新

文● 山口/ASCII ●編成/編集 ガチ鈴木/ASCII STARTUP

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。

 「STAFF START」(スタッフスタート)は、アパレルショップ実店舗の販売スタッフを軸にユニファイドコマース化を推進するアプリケーションサービスだ。ブランドのECビジネスをIT戦略で支えるバニッシュ・スタンダードが開発・提供している。

 アパレルショップの販売員が撮影したコーディネートに対し、簡易的に商品を紐づけて、自社の公式通販サイトやSNSへ投稿可能。販売員が投稿したコーディネート経由で商品が販売された場合、その売上は投稿した販売員の個人売上に紐付き、販売した実績を把握して販売員の評価ができる仕組みとなっている。

 コンテンツは、販売員個人のSNSへ同時に投稿できる。たとえばAさんのInstagram経由で100万円、BさんのLINE経由で50万円、CさんのYouTube経由で30万円販売、と各個人のSNSごとに集客した売上も計測可能だ。

 また、バイヤーやMDの人が投稿したサンプル商品に対し、販売員が評価できる機能も用意。デザインや価格帯に対し、星の数で評価やコメントをすることで、たとえば多くの販売員が、「売れそう」と答えたことがデータ化される。もっとも顧客に近い販売員の意見をバイイングの参考にすることで、在庫の適正化や、ヒット商品の最大化を計れるとしている。

 これらの機能により、業務の効率化や販売促進の機会を広げることができるようになっている。STAFF STARTは、個人単位の売上の可視化により販売員の価値が企業内で評価されモチベーションが上がることで、店頭の販売員が益々強化され、店舗の売上が向上していくことを目的としている。

 今後は、店舗内のオペレーションに利用できるサービスや、生産と絡ませたサービスを展開していく予定だという。個人の趣味嗜好が多様化していく中、顧客ひとりひとりの満足度を上げるのは非常にコストもかかり、既存のオムニチャネル手法では追い付かないところも出てくる。その解決のため、またインスタやYouTubeなどインフルエンサーに対して、評価軸も合わせて提供しているところに継続していく可能性を感じる。

カテゴリートップへ


この連載の記事
注目の特集
ライトニングトーク
最新記事
  • アスキー・メディアワークス
  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
  • アスキーの本と雑誌
  • 電撃オンライン - 電撃の総合ゲーム情報&雑誌情報サイト!
  • 電撃ホビーWEB - 電撃のホビー雑誌・書籍&ホビーニュースサイト
  • 電撃文庫 - 電撃文庫&電撃文庫MAGAZINEの公式サイト
  • 電撃屋.com - 電撃のアイテムを集めた公式ショッピングサイト!

STARTUP×知財戦略バナー

IoTイベント(300x100)

ASCII STARTUPウィークリー・レビュー登録フォーム

アスキーストア(300x100)

スタートアップお勧め動画

ピックアップ