ごきげんよう、アスキー編集部のナベコです。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私はもともと、外に飲み行くのが日課でしたが、こんな状況なのでそうそうに飲みにいけない。ガガーン。それどころか会社にもいけない(編集部は全面リモートワークになりました)。なんとか仕事があるのはありがたいことです。
家でPCに向かっているのが基本スタイルです。ただ、同じところに座っていてもメリハリがなくダレてきちゃいます。食事くらいは気分転換をしたいですよね。
というわけで、マクドナルドが本日4月8日に発売した、新バーガー「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」を買ってきました。
サムライマック(ベーコントマトのほう)買ってきました!
こちらは「サムライマック」と銘打つ新シリーズで、もう一品の「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」とあわせて2種類あります。
単品490円(税込)と、マックのバーガーとしてはお高い。夜のみやっている“倍バーガー”を除くと「グラン クラブハウス」と並んで一番高価です。
マクドナルドで約500円のハンバーガーを買うのに心拍数が上がる気になるのは私だけでしょうか。外出自粛でガマンしていることもあるし、ちょっとリッチに。たまにはいいですよね。
サムライマックは“大人も満足する和の味わいと肉厚のボリューム感”を狙った商品だそう。特徴として「炙り醤油風のソース」と和のテイストが味の決め手。
“サムライ”ときいて、テリヤキのことかと思いました。実際、タイのマクドナルドではテリヤキマックバーガーのことをサムライバーガーと呼んでいるよう。日本国内向けの商品にあらためて“サムライ”とつけるには、名前負けしちゃいけないし、そうとう自信をもって打ち出したのだろうな、なんて想像しちゃいます。
炙り醤油風ソースが決め手の「ベーコントマト肉厚ビーフ」の味は?
見た目は、パティにベーコン、レタス、トマトとよくあるハンバーガーの組み合わせ。マクドナルドのメニューでいうと「グラン クラブハウス」に近いです。見た目としては“和”の感じは特にないですよね。ふつうのハンバーガーです。
あえて、特徴的なところをあげるなら、バンズが“けしの実”付きということ。あんぱんの生地などに使用されるけしの実です。マックでけしの実付きバンズは珍しい。
いただきます!
お肉のうま味がガツンと。100%ビーフのパティなので、見た目よりもじゅわっとジューシーです。
さすが高価格帯バーガー、“肉”が食べ応えあっておいしい~!
炙り醤油風ソースは、同じく醤油系でも“てりやき”とはかなり違います。甘いけどサラサラしているんですよ。ステーキに使う玉ねぎ入りの醤油ソースあるじゃないですか。そんな感じだなと思いました(ニンニク系ではないですが)。
あと、テリヤキバーガーの印象とは、マヨが入ってないから、ずいぶんと違う。
パティ、香ばしいベーコンが、醤油ソースがつなぎになることで、バンズと一体に。トマト、レタスのシャキシャキ感も活きています。さりげなく挟まれたチーズが、全体的に奥行きを加えている、というのもいい。
なるほどこう来たか! マックの雰囲気を覆す上品系バーガー
醤油風のソースはやはり間違いないですね。
とても、おいしかったです。
……ただ、まるでマクドナルドじゃなかったような。
なんというか、マックの魅力は一転突破のような強烈な味付けとバランス感だと思っていました。一方で、今回のサムライマックは醤油ソースが控えめで、素材の引き立て役になっていました。パティや野菜のそのものの味が活かされていて、繊細なおいしさ。上品ささえ、かもされていました。
つまりは、レベルが高いおいしさゆえ、ちょっと拍子抜けしちゃうくらい。いい意味で、です。マクドナルドが確実に進化している。不安なニュースもある最近ですが、定番チェーンがこうやって“おいしさ”を高めていると素直にうれしい。
マクドナルドが“大人も満足する”味わいとしてだしてきたサムライマック。ちょっと高級めなハンバーガーを食べたい時にどうぞ。私は今度、お肉2枚の「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」を食べてみよう! しっかり食べ応えがあるので、夜ご飯としてビールと一緒に食べるのもよさげ~。
ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪

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