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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第637回

ニコン「Z 50」に望遠レンズを付けて遠目から猫を狙う!

2019年11月20日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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高所の猫も望遠なら安心

 振り返ると、民家の物置の上に貫禄ある猫が1匹。物置の上は周りを見渡せる高所で、陽射しがあると暖かくて安全だからね。

塀の上とか物置の上とか、猫が好む場所だ。高くて安全な場所が好き。後ろにみえてるおうちが飼ってる猫なのかも。2019年11月 ニコン Z 50

 目が合ったときは警戒されたけど、こっちがしばらく動かないでいたら気にならなくなったみたいで、あと一歩近づいて、手前に木の枝なんぞをいれてみた。

手前に木の枝をぼかしていれ隙間から覗く感じにしてみた。2019年11月 ニコン Z 50

 さてお次はまったく別の日。たまたま川沿いをぶらぶら歩いてたら、遠くになんか黒いものが見えたのである。わたしの視力ではなんか黒いものがあるようなないようなレベルなのでなんとも判然としない。「お、猫かも」と悦んで近づいたらゴミ袋だったとかもう日常茶飯事。

 Z 50のレンズを望遠ズームに付け替えてファインダーを覗く。ファインダーが大きくて見やすいミラーレス一眼は望遠鏡としても最適。贅沢なデジタル望遠鏡。

 そしたら猫だったので、下手に近寄って逃げられてもいやだなと思い、しゃがんで望遠で1枚。日陰の黒猫なんだけど目を開けてくれたおかげでなんかいい感じに撮れた。黒猫が似合う背景ってのもいい。

肉眼ではなんか黒いものがいるようないないようなという状況だったけど、そんなときは望遠レンズの出番。ちゃんと猫だった。2019年11月 ニコン Z 50

 そしたら向こうもこっちに気づいたようで、どうするのかなと思ったら、歩いてくるではないか。いやそれは想定外。あまりに近寄られると望遠ではきつい。でも見れば見るほどきれいな黒猫で、精悍なのである。

いきなりこっちに歩いてきたのでドキドキしてるの図。2019年11月 ニコン Z 50

 さあ、このままわたしの足元に来てくれるのかな? 来てくれたら撫でようと思って待っていると、崖と川に挟まれた狭い歩道の崖側ギリギリを迂回し、しれっと脇を通り過ぎていったのでした。えーー。あれだけ期待させといてそれかよー。

結局、すぐ横をすり抜けて遠ざかっていったのであった。そんな黒猫の背中。2019年11月 ニコン Z 50

 というわけで後ろ姿を。これで終わっては寂しいので、最後は標準の広角ズームレンズで撮ったうちの猫を。冬が近づくと部屋の中の一番暖かい場所へやってきて、こうしてお尻をくっつけてお昼寝するのであった。

帰宅したらソファが猫に占領されていた午後。2019年11月 ニコン Z 50

 Nikon Z 50、ボディー内手ブレ補正がないのは残念だけど、このクラスとしてはファインダーは大きくて見やすいしけっこう軽くて扱いやすいので猫撮りにもいいかもしれない。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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