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T教授の「戦略的衝動買い」 第554回

価格とスペックが魅力の「OPPO Reno A」を衝動買い

2019年10月31日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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低価格スマホながらカメラが強力
インスタ映え狙いなら必要条件は十分クリア

 さて、2017年6月に「HUAWEI P10 Plus」が登場して以降、スマホのカメラ機能は圧倒的な進歩と同時にユーザーの期待を背負っている、スマホで一番メジャーな機能かもしれない。そして、写真や動画の撮影や再生、表示は、ゲームと並んでスマホの実力をわかりやすく示す一つのバロメーターでもある。

 実は筆者自身「HUAWEI Mate 20 Pro」「HUAWEI P30」といずれもカメラ機能に長けた2台を併用しているので、正直、OPPO Reno Aのカメラ機能に対する期待値はそれほど高くはなかった。ところが、実際に持ち歩いて日々使ってみると、これがなかなか凄いことに気がつきだした。

 最終目的が高級な高解像度カラープリンターでの印刷とかでなく、SNSなどでの利用やインスタ映え狙いなら、もう必要十分条件は完全にクリアしている。今回は気合を入れて撮影する時間もヒマもなく、愛犬の朝晩の散歩と、自宅のダイニングテーブル上、スーパーマーケットに買い物に行ったついで、そして近所のお気に入りの中華料理店に行った時に撮影したOPPO Reno Aのスナップを12枚ほど掲載した。

※以下の作例はすべて実サイズで掲載しています。データ通信量にご注意ください。

我が家の愛犬ボビーを曇天の夕方の4時ごろ、何も考えずにごく普通にシャッターを切った

我が家の愛犬ボビーを曇天の夕方の4時ごろ、何も考えずにごく普通にシャッターを切った

よく故障する複雑系腕時計が自宅食卓上にあったので近づいて撮影

よく故障する複雑系腕時計が自宅食卓上にあったので近づいて撮影

知人からプレゼントされたGamanekoフィリップ君の毛並みを撮影してみた

知人からプレゼントされたGamanekoフィリップ君の毛並みを撮影してみた

近所のスーパーマーケットで赤と黄色のパプリカを歩きながら撮影

近所のスーパーマーケットで赤と黄色のパプリカを歩きながら撮影

玉ねぎも付着した土や薄い皮の感じが良く出ている

玉ねぎも付着した土や薄い皮の感じが良く出ている

近所でおススメの某中華料理屋さんの筆者のお気に入りメニューの「肉と玉子炒め定食」を近接撮影。中華餡がごく自然な雰囲気

近所でおススメの某中華料理屋さんの筆者のお気に入りメニューの「肉と玉子炒め定食」を近接撮影。中華餡がごく自然な雰囲気

ポートレートモードで愛犬ボビーを撮影。背景のボケも自然だ

ポートレートモードで愛犬ボビーを撮影。背景のボケも自然だ

ワンコのすぐ横に咲いていた小さな花をポートレートモードで撮影

ワンコのすぐ横に咲いていた小さな花をポートレートモードで撮影

近くのコミューターバスの停留所の看板をごく普通に撮影

近くのコミューターバスの停留所の看板をごく普通に撮影

同じ停留所の看板をポートレートモードで撮影。丸い看板の周囲の遠景も綺麗にボケてくれた

同じ停留所の看板をポートレートモードで撮影。丸い看板の周囲の遠景も綺麗にボケてくれた

夜間のワンコの散歩時に公衆電話ボックスを撮影。路面のタイルの明暗やガラスを空けた向こう側の遠景や反射、漆黒にはならない都会の夜空も良い感じだ

夜間のワンコの散歩時に公衆電話ボックスを撮影。路面のタイルの明暗やガラスを空けた向こう側の遠景や反射、漆黒にはならない都会の夜空も良い感じだ

教会の金属プレートの質感や反射した光、遠くのマンションの廊下の照明など……なかなか良く表現できている感じ

教会の金属プレートの質感や反射した光、遠くのマンションの廊下の照明など……なかなか良く表現できている感じ

 背景ボケ(ポートレート)も夜間モードも税込3万9380円のミッドレンジスマホとはとても思えない雰囲気だ。最後に個人的にはそれほど興味のないことだが、OPPO Reno AとHUAWEI Mate 20 Proのベンチマークの結果の大雑把な概要だけを掲載しておく。

筆者はそれほど興味は無いが、お決まりのOPPO Reno AとHUAWEI Mate 20 Proのベンチマーク比較

 評判に惹かれて衝動買いしてしまったOPPO Reno A。この価格帯で、6.4型の有機ELディスプレーとデュアルSIM、IP67防水、おサイフケータイ対応、顔と指紋認証、高機能なカメラ搭載、Type-Cポート、イヤホン端子搭載など、もはや買わない理由を見つけるのが難しい秀作だ。

3万9380円で、6.4型有機EL(1080×2340ドット)、デュアルSIMと防水に加えておサイフケータイにも対応。さらに顔と指紋認証や高機能カメラを搭載しつつ、Type-Cポートとステレオイヤホンジャックもアリ。やはり、買わない理由を見つけるのが難しい

T教授

今回の衝動買い

アイテム:OPPO「OPPO Reno A(ブラック)
・購入:ヨドバシ.com
・価格:3万9380円


T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

「OPPO Reno A」の主なスペック
メーカー OPPO
ディスプレー 6.4型有機EL(19.5:9)
画面解像度 1080×2340
サイズ 約158.4×75.4×7.8mm
重量 約169.5g
CPU Snapdragon 710
(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
OS ColorOS 6
(Android 9ベース)
SIMスロット nanoSIM×2
対応バンド LTE:バンド1/2/3/4/5
/7/8/18/19/26/28
/38/39/40/41
3G:バンド1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
カメラ アウト:約1600万画素+約200万画素
/イン:約2500万画素
バッテリー容量 3600mAh
FeliCa/NFC ○/○
防水/防塵 ○/○
生体認証 ○(画面内指紋、顔)
USB端子 Type-C
カラバリ ブルー、ブラック

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