匍匐擬態やカバーシステムなど、便利な新機能が追加
ブレイクポイントには、「匍匐擬態(ほふくぎたい)」と呼ばれるステルスアクションが新たに追加されている。匍匐時に「スペース」を長押しすると、地面に溶け込んで擬態化ができるというものだ。匍匐擬態を使うことで瞬時に隠れることができ、敵に見つかるリスクを軽減してくれる。付近を巡回する敵兵士はもちろん、飛行中の敵ドローンから身を隠すのに有効だろう。
さらに、本作では草むらに身を潜めることができるようになった。草むらに隠れたときに画面の隅が黒くなる演出は、プレーヤーがステルス状態になっていることを意味している。敵が近くにいてもほぼ見つかることはない。だが、うっかり立ち上がるとステルス状態が解除されるので注意だ。
岩や木の裏などの遮蔽物に隠れると、プレーヤーの体位に応じて自動的にカバーするシステムも導入。その状態のままエイムするとリーンができ、安全かつ正確な射撃が可能だ。これらの新要素は実に便利で、うまく活用すれば安全なステルスプレーができる。物陰からこっそりサイレントキルしてもいいし、戦わずして身を隠してもいい。敵をせん滅することも戦略だが、敵から身を隠すことも戦略のひとつといえる。
兵士やドローンなどあらゆるタイプの敵が登場
プレーヤーは、かつて仲間だったコール・D・ウォーカー大佐が率いる元米軍部隊「ウルブズ」と、島全体を警備する民間軍事会社「センティネル」と戦うことになる。兵士はもちろんのこと、本作には飛行型ドローンや走行型ドローンなど、最先端の軍事兵器も登場する。プレーヤーの任務を執拗に妨害する厄介な敵だ。ワイルドランズに登場した「ユニダット」の強化バージョンといえる。
通常の敵兵士ならSYNCショットなどを駆使すればなんとか対処できるが、重装備した敵兵士もいるため油断はできない。一方、ドローンやロボットの場合は、EMPグレネードでかく乱する、弱点を見つけて攻撃する、ロケットランチャーでぶっ放すといった戦略が求められる。このように、敵のラインナップが増えたことで、より戦略的で、より白熱する銃撃戦が楽しめるようになっている。ひとりでプレーしてみて、本作にはフレンドと共闘してみたくなる要素が詰まっているように感じた。
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