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ASCIIゲームレビュー語録 第12回

フロム・ソフトウェアらしさもありつつ、らしくないぶっ飛んだ世界観が魅力

ハチャメチャすぎて面白い!フロム・ソフトウェアの隠れた名作「メタルウルフカオスXD」

2019年08月27日 19時00分更新

文● 市川/ASCII

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フロム・ソフトウェアが販売するメカアクションゲームの移植版「メタルウルフカウスXD」

 2004年にXbox専用タイトルとして発売されたフロム・ソフトウェアの「メタルウルフカオス」が、PC版(PlayStation 4、Xbox Oneも含む)に移殖されて復活した。その名は「メタルウルフカオスXD」。パワードスーツを装着した合衆国大統領がアメリカへの愛国心を胸に、本国を支配するクーデター軍と戦うメカアクションゲームである。フロム・ソフトウェアらしいメカアクションと、フロム・ソフトウェアらしくないハチャメチャな世界観が本作の特長となっている。

 移植版は、オリジナル版の面白さはそのままに、フルHD化や16:9のワイドスクリーン/4K画質への対応、オートセーブ機能の追加といった強化が施されている。現世代機向けにアップグレードされているので、昔の作品とは思えないぐらい鮮明かつ快適なゲーム体験が可能だ。

 オリジナル版は国内のみでリリースされたにも関わらず、どういうわけか海外のゲームファンから支持され、今日ではフロム・ソフトウェアの隠れた名作として高い評価を得ている。およそ15年の時を経てついに帰ってきたメタルウルフカオス。今回は、本作のゲームシステムなど概要から紹介しよう。

破壊のカタルシスが味わえるメカアクション

本作のミッションは基本的に兵器などの破壊や敵のせん滅などといったものが多い

各ステージには人質を収容した檻が設置されている。銃で檻を撃てば人質を救出できる。だが、時限爆弾が仕掛けられた檻もあり、近づくと爆破へのカウントダウンが始まってしまうので注意

ミッションをクリアすると「PRESIDENT REPORT」というリザルト画面が表示。戦闘の評価次第で獲得資金額がアップする

 メタルウルフカオスXDのクリア目的は、アメリカ全土を支配するクーデター軍を撃破し、アメリカに自由と平和を取り戻すこと。ステージごとに設けられたミッションをクリアすると新たなステージが開放される。ミッションの大部分はせん滅か破壊だが、ステージ内にいる人質を救出する要素もある。また、マップ内に隠された「エネルギーポッド」を一定数集めるとステータスがアップするので、こちらも回収しておきたい。

メタルウルフには最大8個(左右4個ずつ)の武器を搭載できる。多種多様な武器を使って大暴れしよう

 「アーマード・コア」シリーズを彷彿とさせるメカアクションはいかにもフロム・ソフトウェアらしいが、本作は破壊する楽しさに重きを置いている。パワードスーツ「メタルウルフ」には、計8個の武器(右側×4、左側×4)が搭載されている。ハンドガンやショットガン、マシンガン、ロケットランチャーなど多種多様な武器を駆使して自由に大暴れできるのだ(人質に危害を加えるとさすがにマズイが……)。破壊のカタルシスを思う存分堪能できるのが本作のポイント。

新しい武器を作りまくることが攻略の秘訣!

ミッション開始前に「ガレージ」で武器の装備や開発、製造が可能。準備ができたらミッション開始だ

資金と素材アイテム「レアメタル」を使って新たな武器を製造できる。武器を製造する前に、資金を投資して武器の開発度を上げることで多数の武器を製造できるようになる

 ミッションクリア時に獲得した資金と素材アイテム「レアメタル」を使い、新しい武器を製造することができる。ただし、製造する前に、資金を使って各武器の開発度を上げておく必要がある。ステージを進めるごとに敵も強くなってくるため、資金とレアメタルを多く集めて武器のアップグレードに励もう。それが攻略の秘訣である。また、資金確保のために、一度クリアしたステージを何度もリトライするのもアリだ。そういう意味において、本作のやり込み要素はかなり高めとなっている。

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