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ASCIIゲームレビュー語録第1回

敵が強いからこそ燃える! 「SEKIRO」はなぜ世界から期待されるのか?

ファミコン時代燃えた骨太な難易度が「SEKIRO」で蘇る

2019年03月21日 15時00分更新

文● 目白黒、編集●八尋/ASCII

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「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」が3月22日に発売される。本作を手掛けるのは、フロム・ソフトウェア。「ダークソウル」「デモンズソウル」など、骨太のアクションゲームが世界で人気のメーカーだ。本作も、死んで、死んで、死んだ先に攻略法が見つかる

 3月22日、フロム・ソフトウェアよりアクションアドベンチャー「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」(PS4、Xbox One、PC)が発売される。本作では、敵がとにかく強い。プレーヤーは死んで、死んで、死んで、さらに死ぬ。苦渋を飲みに飲んだその先でなんとか掴む勝利の達成に、極上の味わいを感じるゲームソフトだ。


 今「SEKIRO」の発売は世界的に待ち望まれている。なぜ、高難易度とわかっているにも関わらず期待されているのか。それはフロム・ソフトウェアが生み出してきた「ダークソウル」シリーズなどの影響が大きい。実際に体験した「SEKIRO」のプレイレポートと合わせ、本稿ではその辺りも紐解いていきたい。

世界中から期待されている“死にゲー”とは?

敵は確かに強い。だがこの難敵を乗り越えることでしか味わえない景色がある

 「SEKIRO」のルーツには、フロム・ソフトウェアが手がけてきた「デモンズソウル」、「ダークソウル」シリーズ、「Bloodborne」といった作品群がある。世界的に評価が高いだけでなく、これらに影響を受けて作られたタイトルは「ソウル系」と呼ばれてゲームジャンルのひとつとなるなど、ゲーム史から見ても重要なソフトだ。

 では「ソウル系」作品の特徴とは何か。端的にいえば、「敵の一撃がひたすらに重い(強い)」。どの作品も基本は敵と戦うアクションゲームとなるが、雑魚敵ですらプレーヤーの命をいとも簡単に奪ってくる“。この死にゲー”と評されるシビアさがとてもうけているのだ。

作戦を立てずに突っ込むと、集団に攻撃されて即死する

 というのも、敵はただ理不尽に強いだけではないからだ。確かに攻撃力は高いが、敵の出現場所や動きには一定のパターンがあり、何度も死を繰り返すことで攻略法が徐々に見えてくる。そして敵の動きを防ぎ、見切り、攻撃を食らわずに反撃に出れば、確実に勝てる。

 ファミコンの「スーパーマリオブラザーズ」を思い出してほしい。最初に出てくるクリボーでも当たれば即死だが、しっかりジャンプして踏みつければなんてことはない。同じように、操作を誤ることさえなければ勝てるようになっているところが、「ソウル系」のポイントだ。

 しかし、「ソウル系」の敵がクリボーと違うのは、殺意剥き出しで襲ってくる点。そのため、ひとつの操作ミスが死に直結する。どんな敵でも常に命のやり取りをしているような緊迫感があり、何度もの死を乗り越えてようやくボスへとたどり着く。そのボスを倒すためにまた何度も死んで、ついに撃破したときの達成感はひとしおだ。かかるプレッシャーが大きい分、並大抵のゲームでは味わえない体験ができるのだ。

マップには、休むことでチェックポイントとして使える鬼仏が置いてある。死んでしまうと、最後に休んだ鬼仏まで戻されるので、逐一寄ったほうがいい。ただし、ボスクラスの強い敵以外は休むと復活するので、注意が必要となる

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