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石川温のPCスマホニュース解説 第38回

日本で不安なのは完全分離プランだ:

iPhone 5G問題ついに決着 アップル・クアルコム和解のなぜ

2019年04月19日 16時00分更新

文● 石川温

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●心配なのは完全分離プラン

 今回アップルとクアルコムが和解したことで、2019年秋のiPhoneは無理かもしれないが、2020年秋にはなんとか5G対応が間に合うことが考えられる。

 日本での5Gスタートは2020年春とされており、2020年秋には日本でも5Gに対応したiPhoneがお目見えすることが予想される。

 日本で4G、すなわちLTEが普及した背景には、2012年に4Gに対応したiPhone 5が登場し、ソフトバンクとKDDIが熾烈なLTEがネットワーク競争を展開。2013年にNTTドコモがiPhone 5sの取り扱いを開始し、3社のLTEネットワークで「どこが速いか、どこで使えるか」の競争が起きたことが契機だった。

 2020年に5G対応のiPhoneが登場すれば、日本でも一気に5Gエリアが拡大することだろう。ただし不安点を挙げるとするならば、今年から完全分離プランが導入され、3社で新製品のスマホが買いにくい状況になった点だ。

 5GのiPhoneが登場し、注目はされるものの、端末購入補助がなくなることで、5Gの普及が他国に比べて遅れる懸念も出てきそうだ。


筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。

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