iPhoneがようやく5G化に向けて前進した 編集部撮影
アップルとクアルコムは4月16日、スマホ向けモデムチップの知的財産を巡る訴訟で和解に達したと発表した。
両社の衝突は2017年までさかのぼる。それまでアップルはクアルコム社製のモデムチップを採用していた。クアルコムはアップルに対し、モデムチップの代金に加え、それに伴う特許使用料についても請求を続けてきた。
しかし請求額が膨大だったためか、2017年にアップルは「使用料が高すぎる」とクアルコムを提訴。一方、クアルコムは対抗措置としてアップルを知的財産権の侵害で訴えたのだ。業界関係者によれば「アップルが未払いの特許使用料は8000億円にもなる」という。
そしてアップルは2016年から徐々にモデムチップの調達先をクアルコムからインテルに切り替え、昨年からはすべてインテル製にしてしまい、クアルコムを排除したのだった。
この連載の記事
-
第212回
トピックス
「折りたたみスマホ」いまだに低調 欲しいと思える「何か」が足りない -
第211回
トピックス
KDDIローソン、狙いは“学生” 「無料ギガ」と「吊るし」でアピール -
第210回
iPhone
アップル「iPhone 16」シリーズ、オススメはこの2つ -
第209回
トピックス
スマホがどこでも買える今、ソフトバンクの“英断”は理にかなっている -
第208回
トピックス
通信品質の低下が指摘されるドコモ、大規模イベントで驚きの対策 -
第207回
トピックス
楽天モバイル好調のワケ 「三木谷キャンペーン」が金脈に -
第206回
トピックス
NTTドコモ「dアカウント」一から作り直した方がいいのでは -
第205回
トピックス
ドコモ「dアニメストア」は動画サービスの“勝ち組”になった -
第204回
スマホ
アップル新型「iPhone」8月発表説も サムスン、グーグルなど“前倒し発表”相次ぐ -
第203回
スマホ
シャープ「AQUOS R9」いきなりデザインが変わったワケ -
第202回
スマホ
ソフトバンク、ドーム球場でも通信速い ただし「ミリ波」の活躍はかなり先 - この連載の一覧へ