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Windows情報局ななふぉ出張所 第125回

とがったMVNOでは生きられないnuroモバイル:

nuroモバイルが「普通のMVNO」になった理由

2018年10月10日 09時00分更新

文● 山口健太

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■「Xperia」シリーズの取り扱いは広がるか

 nuroモバイルが他社と差別化できるポイントとして、端末もあります。nuroモバイルの運営会社はソニーモバイルの100%子会社となっており、2017年秋には「Xperia XZ Premium」の取り扱いと有料のプレミアム回線を発表しました。

nuroモバイルが独占販売する「Xperia XZ Premium」。専用帯域とアップロード無制限になる月額2000円のオプションも

 リニューアルでは新端末として8機種のAndroidスマホが追加されたものの、Xperiaの新機種はありませんでした。9月の「IFA 2018」でソニーモバイルにインタビューした際も、SIMフリーは様子見の姿勢でした。スマホ市場の大半を占める大手キャリア向けを重視するというのは、ビジネス的には妥当な判断ともいえます。

 一方、nuroモバイルは2014年モデルの「Xperia A2」をベースとした「Xperia J1 Compact」を今でも販売しています。大手キャリアのサブブランドでiPhoneの旧モデルが人気機種になっているように、Xperiaの旧モデルを取り扱うことができれば、他社にはない独自の強みになるのではないでしょうか。

最近減ってきたコンパクトモデル「Xperia J1 Compact」

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