■全方位的に「攻め」の戦略をとるグーグル
クラウド向け「TPU」を自社向けに開発し続けるだけにとどまらず、エッジ向けの「Edge TPU」では、ついに外販に着手。
マシンラーニングでは、誰でもデータさえあればAIを作れる環境をAutoMLとして提供。従来「AutoML Vision」という画像認識に特化したAPIを提供していたが、今回はさらに自然言語向けの「AutoML Natural Language」、翻訳向けの「AutoML Translation」という2つのAPIを追加してきた。
また、クラウドでの管理環境をユーザー企業のオンプレミスでも併用できるハイブリッドクラウド提供も始める。
さらに、クラウド上で文書の共同編集などができる「G Suite」では、AIを強化し、文書作成をアシストする機能を搭載。アメリカとヨーロッパでは、ユーザーがデータを置ける場所を選択できるようにもした。
ほかにも、グーグルマップはゲーム会社や運送業者がもっと使いやすい機能強化などを実施している。
今回の発表を見ていると、クラウド事業でライバルとなるアマゾンやマイクロソフトに対し、足りないものはそれを上回るものを提供し、グーグルしかないものはさらに機能強化をはかるという戦略を見せている。
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