Viva Technology 2018に出展した大手企業15ブース
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2018年07月18日 06時00分更新
Viva Technologyでは、分野別の大手企業によるラボと名づけられた各産業分野別のスタートアップが集められたブースが会場に展開されている。今年の各社ブースの様子を写真を中心に紹介していきたい。
Orange
通信大手のOrangeブースはViva Technologyでも最大級。スタートアップ各社は日替わりで交代展示を行ない、今年は100社以上が展示をしていた。キャッチコピーは「Innovation that Matters」。
RATP
RATPはパリの地下鉄やメトロを運営するパリ交通公団。今月、電車内で生まれた男児に25歳までの交通機関無料利用券が提供されることになったのがニュースとなったが、それを行なったのがRATP。キャッチコピーは「Urban Mobility」。
SNCF
SNCF(フランス国有鉄道)ラボのキャッチコピーは「Open Transportation」。モビリティーを中心に、都市間交通に関連したスタートアップが中心に展示を行なっていた。
La Poste
フランスの郵政公社La Poste。中央にツリー状のオブジェがあるのが、毎年の特徴。キャッチコピーは「Personal Services」。
TF1
TF1はフランスの民間テレビ曲。キャッチコピーは一言シンプルに「Media」。
LVMH
常に人だかりだったのがルイヴィトングループのラボ。キャッチコピーは「The Future of Luxury」。
Valeo
自動車部品メーカー、Valeoのラボのキャッチコピーは「Automotive Technology」。BMWの電気自動車「i3」の展示も。
Accor Hotels
アコーホテルズは、ヨーロッパを中心にソフィテル、メルキュール、ノボテルブランドなどを展開する大手ホテルチェーン。キャッチコピーは「Augmented Hospitality」。ブースセンター部分がメリーゴーランドのように回る大がかりな仕掛けとなっていた。
去年のアコーホテルズのラボにはビーチチェアが並んでいて、休憩することもできた。今年は来場者が増え、開場の密度もかなりました反面、こうしたゆるさが全体的に少し欠けてしまっていたのが残念でもあった。

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